書籍

- 発売日
- 2003年07月18日
- 判 型
- A4判変型上製
- ISBN
- 978-4-569-68405-5
おりづるの旅
さだこの祈りをのせて
著者 | うみのしほ作 狩野富貴子絵 |
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主な著作 | 『折り鶴は世界にはばたいた』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,540円(本体価格1,400円) |
内容 | 平和祈願の「折り鶴」が、日本から世界に広まっていったようすを絵で表現したノンフィクション絵本。平和への祈りが伝わってきます。 |
折り鶴は、病気平癒やスポーツの試合での勝利など、昔からさまざまな願いをこめて折られてきましたが、平和を願い、祈る象徴として折られるようになったのはそう古いことではありません。
戦争が終わって10年たった昭和30年、原爆症のため広島の少女、佐々木禎子が亡くなり、その悲しみの中で級友たちは原爆で亡くなった子供たちの慰霊碑「原爆の子の像」をつくります。その慰霊碑は、回復を願って折り鶴を折りつづけた禎子をイメージし、大きな折り鶴を頭上に高く掲げた少女の像だったのです。折り鶴が平和祈願の意味をこめて折られるようになったのは、禎子と「原爆の子の像」がきっかけといっていいでしょう。そして、その折り鶴は今、平和運動の波にのって世界で折られるようになりました。
この絵本は、禎子の死と折り鶴が世界に広まっていった過程を、絵と文でわかりやすく描いたものです。作家、画家の平和への祈りが伝わってくる感動の絵本です。
※2022年4月に価格変更しました
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