書籍

- 発売日
- 2009年08月05日
- 判 型
- A5判上製
- ISBN
- 978-4-569-68977-7
はらっぱのおはなし
著者 | 椋鳩十作 《(椋)児童文学者》 小林絵里子絵 |
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主な著作 | 『大空に生きる』(ポプラ社) |
税込価格 | 1,210円(本体価格1,100円) |
内容 | お母さんキジは身動きひとつせず、大事に大事にたまごを抱いていました。すると、二匹のカラスがたまごを盗もうと狙ってきました。 |
ススキのはらっぱで、お母さんキジは昨日から何も食べずに、たまごを大事に大事に抱いていました。はらっぱには、巣の中のたまごを狙っている敵がたくさんいます。今でも、すぐそばの木から、二羽のカラスがたまごを盗みとろうとしているのです。おかあさんキジはグウグウと怒りの声をあげて、カラスを追いやりました。
カラスがいなくなり、ようやくお母さんキジはえさを食べにでかけました。ところが、巣にもどってみると、きみのわるいカラスヘビがなんとたまごを一つ飲み込んでしまっていたのです。怒ったお母さんキジは、カラスヘビにおそいかかりました。しかし、すばやいカラスヘビはお母さんキジのからだに巻きついて……。
つぎつぎと現れる敵たちから必死でたまごを守るお母さんキジ。たまごからうまれたキジも、またあらたな敵から狙われてしまいます。
厳しい自然の中で、子供たちに愛情を注ぐ母親の姿が感動を呼ぶ、椋鳩十の名作。
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