日本人よ、やはり中国は危ない
発売日
2007年04月16日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-69097-1

日本人よ、やはり中国は危ない

著者 柘植久慶著 《作家》
主な著作 中国の本当の危なさを知らない日本人』(PHP研究所)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 「北京オリンピックは大失敗に終わる」「中国経済は2010年に破綻する」……。現地取材に基づき、大国の暗部を全て白日の下に晒す!



 2008年の北京オリンピック、2010年の上海万博に向かって邁進する中国。しかし著者はこう述べる。「2010年までに、中国経済は破綻する」と。本書は、政治、経済、社会、在外中国人、文化・スポーツ、軍事の六つの観点から、日本人が知っておくべき中国のリアルを浮き彫りにするものである。

 「開放と見せかけ報道規制」「不良債権は1兆ドル」「生命を賭しての中国駐在」「プロテスタント教徒が7000万人」「環境汚染で中国は滅亡する」「外地での諜報とハニートラップ」「テロで五輪が万博が吹っ飛ぶ」「中国は台湾と沖縄を狙う」……。著者独自の人脈や情報、中国における取材にもとづく、驚くべき情報が満載だ。

 中国は、西太平洋の覇権を巡り、アメリカとの対決を想定している。しかし、著者は逆に、中国が三つか四つに分裂する可能性を指摘する。本書を読めば、それもむべなるかな。中国に興味を持つ者にとって、必読の書である。