書籍

- 発売日
- 2008年11月25日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-69904-2
日本人として知っておきたい皇室のこと
著者 | 中西輝政編著 《(中西)京都大学大学院教授》 日本会議編著 |
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主な著作 | 『日本人としてこれだけは知っておきたいこと』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,650円(本体価格1,500円) |
内容 | 今上陛下御即位20年をお祝い申し上げるとともに、皇室の本質を後の世代に正しく伝えたい――。学者、政治家、神主等の皇室論を収録。 |
天皇の系譜をたどれば神話にまで行きつく。その天皇が、日本国の繁栄と国民の幸せを祈って日夜祭祀をなさっておられる。それゆえに、天皇が日本という国家を体現し国民を統合する役割を果たせるのだ。そのことを、われわれの天皇観の根底にしっかりともっておくことが何より大切なのである。
それはたんなる「文化」の営みではなく、大きな意味での政治そのものであり、まさに国家を指導する営み(まつりごと)といわなければならない。そして、これこそ古代につながる天皇の究極の存在理由である。だからこそ皇室は尊いのであり、天皇のこの側面こそ、いま日本人がいちばん忘れていることだと思う。
しかし、いまでもそのことに正しく気がつけば、おそらく日本人なら誰しも率直に感動し、感謝の心が生じるはずである。それが変わることのない「日本のこころ」であるからだ。(第一章/中西輝政「日本人にとっての天皇」より)
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