書籍

- 発売日
- 2008年07月15日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-69953-0
「私はうつ」と言いたがる人たち
著者 | 香山リカ著 《精神科医、帝塚山学院大学教授》 |
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主な著作 | 『キレる大人はなぜ増えた』(朝日新書) |
税込価格 | 770円(本体価格700円) |
内容 | なぜ「うつ」と言ったもん勝ちの社会になったのか? 「うつ病セレブ」と「うつ病難民」、心の病で休職する人の格差が進んでいる。 |
――ある日の診察室
「私うつ病みたいです。休職したいので、診断書ください!」
この思い込みにまわりは迷惑、ほんとうに苦しんでいる人が泣いている。
仕事を休んでリハビリがてらに海外旅行や転職活動に励む「うつ病セレブ」、その穴埋めで必死に働きつづけて心の病になった「うつ病難民」。格差はうつ病にもおよんでいる。安易に診断書が出され、腫れ物に触るかのように右往左往する会社に、同僚たちはシラケぎみ。はたして本人にとっても、この風潮は望ましいことなのか?
新しいタイプのうつ病が広がるなか、ほんとうに苦しんでいる患者には理解や援助の手が行き渡らず、一方でうつ病と言えばなんでも許される社会。その不自然な構造と心理を読み解く。
【内容】「ならし出社」でうつ病が悪化/リハビリがてら(?)の転職活動/ネットカフェ難民にすらなれないうつ病のフリーター/うつ病と診断されずにショックを受ける/だれも得をしていないetc.
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