「三国志」 乱世の人物学
発売日
2008年09月19日
判 型
新書判上製
ISBN
978-4-569-69977-6

「三国志」 乱世の人物学

著者 守屋洋著 《中国古典研究家》
主な著作 [決定版]菜根譚』(PHP研究所)
税込価格 1,100円(本体価格1,000円)
内容 劉備、曹操、関羽、周瑜など主要人物はもちろん、知られざる人物まで、壮大な人間ドラマの中に、組織の論理、リーダーの条件等を探る。



 リーダー、参謀役に求められる知恵とは? 英傑はもちろん、知られざる名脇役まで、魅力あふれる人物の生き方から「人生の機微」を読みとく。

 【トップの人物学】…袁紹――決断を欠いた二流の人/曹操――乱世の姦雄/曹丕――「曠大の度」を欠いた二代目/劉備――寛厚の君子/孫権――守成に甘んじた脇役 【参謀役の人物学】…荀彧――曹操陣営の専務取締役/賈く――乱世の「渡り鳥」策士/司馬懿――猫かぶりの名人/諸葛亮――古今の名宰相/ほう統――機略縦横の軍師/関羽と張飛――劉備に仕えた義将/趙雲――嫌みのない勇将/蒋えんと費い――守成のかなめ石/周瑜――積極果断の英傑/魯粛――折衝に長けた参謀役/呂蒙――自己開発に成功した謀将/陸遜――智略に富んだ補佐役/諸葛恪――二代目のもろさ 【奇矯の人物学】…禰衡――曹操をコケにした男/阮籍――竹林に遊んだ「方外の士」/華侘――曹操に殺された名医/左慈と管輅――幻術と占卜の名人