書籍

- 発売日
- 2013年07月12日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-76045-2
妖恋(ようれん)
著者 | 皆川博子著 《作家》 |
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主な著作 | 『倒立する塔の殺人』(PHP研究所) |
税込価格 | 692円(本体価格629円) |
内容 | 冬に咲く桜の木の下で死ぬと望みがかなうという……。四季の風物に彩られた、江戸の七つの恋を妖しく切なく描く、珠玉の時代小説短編集。 |
男と女が落ちたのは、甘美な恋か、底知れぬ闇か。江戸の恋は、こんなにも妖しく、こんなにも切ない。
年下の火消し鳶との祝言をひかえた女が、火事の夜に知ってしまった男の秘密に、自らの暗い深淵を覗き込む「心中薄雪桜」。「血の臭いをかぐと螢は死ぬよ……」。姉の家に男を誘う少女の闇を描く「螢沢」。菊作りに精を出す隠居した男が月夜に出会った、娘姿の人形を操る不思議な少年に魅せられてゆく「十六夜鏡」。変化朝顔に魅入られた男女の虚ろで残酷な恋の末路を、無垢な少女が見つめる「濡れ千鳥」。
『開かせていただき光栄です』『少年十字軍』などで話題の著者が、江戸の四季の風物に彩られた七つの恋のかたちを描く。大人のための、そして大人の世界を垣間見たい人のための珠玉の短編集。
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