最終解答 日本古代史
発売日
2015年02月02日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76269-2

最終解答 日本古代史
神武東征から邪馬台国、日韓関係の起源まで

著者 八幡和郎著 《作家、評論家》
主な著作 歴代総理の通信簿』(PHP研究所)
税込価格 770円(本体価格700円)
内容 どうして日本の古代史は「珍説」「奇説」だらけなのか? 邪馬台国、聖徳太子、継体天皇、任那国……。謎への最終解答がここにあった!



 ごく断片的な史料と、現代人の「謎の真相はこうであって欲しい」という願望も重なり、奇説・珍説が世にはびこる日本古代史――。日本人として誇りを持つことが悪いと言わんばかりの自虐史観と、その反対の国粋主義的史観の両極端の中で、古代史の見方は大きく揺れ動いています。

 本書は、古今東西の歴史に通じた“鋭い着眼”に定評のある著者が、「神話と歴史を混同することを否定する一方で、中国や韓国に対してもしっかりした自己主張できること」を目指し、自身が到達した古代史の謎の“最終解答”を明らかにします。

 「日本人の故郷」「神武東征の真実」「邪馬台国の所在地」「大和朝廷と統一国家」「任那日本府」「万世一系と騎馬民族」「聖徳太子架空説」「藤原一族の正体」「天武朝から摂関制へ」「出雲神話に隠された建国史」「遷都に秘められた謎」「大唐帝国と日本」など、堂々巡りの12の“古代史論争”に終止符を打つ渾身の力作。

 文庫書き下ろし