江戸時代の「不都合すぎる真実」
発売日
2018年06月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76742-0

江戸時代の「不都合すぎる真実」
日本を三流にした徳川の過ち

著者 八幡和郎著 《作家、評論家、徳島文理大学教授》
主な著作 最終解答 日本古代史』(PHP研究所)
税込価格 858円(本体価格780円)
内容 多くの日本人が、江戸時代を「理想的な社会」と賛美するが本当か?――約260年の長きにわたる“徳川の世”の実績に最終評価を下す!



 天下泰平の世が長く続き、環境にもエコロジー、人情味にあふれる江戸時代を「理想の社会」と憧れる日本人は多いが、はたして本当だろうか?

 本書は、「特権階級的に恵まれた江戸市民の暮らし」「鎖国はオランダに騙されただけ」「全国はげ山だらけの自然破壊」など、徳川300年の治世の“不都合すぎる真実”を明らかにする。

 時代劇や小説で知る江戸時代のイメージが決定的に覆される一冊!

 文庫書き下ろし。

 【目次】
●プロローグ 「江戸時代礼賛論」を全面的に否定する理由 
●第1章 豊臣の天下はなぜ短命だったのか? 
●第2章 関ヶ原で西軍が負けた失敗の本質 
●第3章 世界史から鎖国の原因と功罪を解き明かす 
●第4章 徳川家康の祖法を守って「じり貧300年」 
●第5章 「日本は300の国からなっていた」という伝説 
●第6章 武士道とは縁遠い、江戸時代の普通の武士たち 
●第7章 江戸時代と現代の北朝鮮はこんなに似ている 
●第8章 西郷どんの視点から見た幕末維新