日本の戦闘指揮官30選
発売日
2013年10月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76082-7

日本の戦闘指揮官30選
日本武尊から大場栄まで

著者 柘植久慶著 《作家、軍事ジャーナリスト》
主な著作 最強の戦闘指揮官30』(PHP研究所)
税込価格 796円(本体価格724円)
内容 日本武尊、源義経、栗林忠道……。百戦錬磨の傭兵経験をもつ著者が、日本の戦史に輝く最強指揮官30人を厳選。その勝利の秘訣を明かす。



 苛酷な運命のもと、西に東に戦い続けた古代神話の悲劇の英雄・日本武尊。兄・頼朝からの“借り物の軍隊”で、平家の追討戦に最後まで勝利し続けた源義経。中世だった日本を近世にまで一気に押し上げ、“天下布武”を目の前に斃れた織田信長。サイパン島で生き残った47人の部下を率い、1年半近く米軍と粘り強く闘い続けた大場栄大尉……。

 本書は、百戦錬磨の傭兵経験を持つ著者が、独自の視点で、古代から中世、戦国時代、幕末、現代まで時代ごとに“日本最強”と呼ぶにふさわしい戦闘指揮官30人を厳選。その勝利の秘訣や、部下の統率術などを解説していく。

 一兵卒から叩き上げた者がいれば、生まれながら将帥の地位を約束された者もあり……。だが、そのいずれもが本人の持てる資質を、厳しい戦場に鍛えられるなかで最大限に発揮し、日本の戦史に“最強”の名を刻んでいった。

 逆境と困難の時代にこそ、戦場のリーダーシップを学べ!

 文庫書き下ろし。