文蔵 2019.6
発売日
2019年05月15日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76929-5

文蔵 2019.6

著者 「文蔵」編集部編
税込価格 770円(本体価格700円)
内容 【特集】青春、ミステリーからファンタジー、グルメまで そうだ 京都本、読もう 【連載小説】宮部みゆき「きたきた捕物帖」/西條奈加「六つの村を越えて髭をなびかせる者」 ほか



 【特集】青春、ミステリーからファンタジー、グルメまで そうだ 京都本、読もう 
●【インタビュー】森見登美彦「ずっと留年し続けている学生」の視点で、京都を描く 
●【インタビュー】望月麻衣「よそさん」の立場で見た、素直な感動を綴っていきたい

 【ブックガイド】五つのテーマで読み解く、古都の物語の魅力…樺山美夏 純愛 京都は誰もが恋したくなる街?/風物 着物、骨董、和菓子……情緒溢れるライトミステリー/グルメ 美味しいものが、物語を引き立てる/人間の業 美しい風景に秘められた人を狂わせる磁力/史実 歴史ある街だからこそ、事件に重みが生まれる

 PHP文芸文庫のおすすめ京都本

 【連載小説】
●西條奈加 六つの村を越えて髭をなびかせる者 4 松前藩の妨害を出し抜いて、徳内はアイヌの村を訪れ、交流を続けていた。 
●小路幸也 三兄弟の僕らは 7 祖母の口から母との確執の真相を聞いた翌日、稲野家に訪問者が現れて。 
●宮部みゆき だんまり用心棒 その五 きたきた捕物帖 11 北一は釡焚きの喜多次とともに、富勘が囚われているという向島に向かう。 
●山本一力 どぜう その八 献残屋佐吉御用帖 28 おひでたちに少しでも金子を残すため、佐吉は大多喜との談判に臨む。 
●宮本昌孝 天離り果つる国 33 黒蛾坊が前田利家を襲撃した件で秀吉に申し開きをする氏理だったが……。

 【話題の著者に聞く】
●武田綾乃 カヌーを題材に、少人数部活の濃厚な関係を描いていきたい 
●蜂須賀敬明 知的好奇心をくすぐる小説を書いていきたい 
●瀬那和章 三十代特有の友情と潰えた夢からの解放を描きたかった