環境を知るとはどういうことか
発売日
2009年09月19日
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品切れ重版未定
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-77305-6

環境を知るとはどういうことか
流域思考のすすめ

著者 養老孟司著 《(養老)解剖学者、(岸)慶應義塾大学教授》
岸由二
主な著作 <養老・主な著作>養老孟司の<逆さメガネ>』、『読まない力』(PHP研究所)
税込価格 880円(本体価格800円)
内容 環境問題や「自然との共生」の本質をつかむために、地元の流域を歩いてまともな感覚を身につけよ。解剖学の賢人VS行動する生物学者。

生物学者・岸由二は三浦半島の小網代や、都市河川である鶴見川の環境保全活動に尽力し確かな成果を挙げてきた。小網代とは、源流から海までまるごと自然のままで残っている、全国的にも稀有な流域である。

 岸と解剖学者養老孟司は、本書で共に小網代を訪れた後、「流域思考」を提唱する。

 大地は大小の流域によってジグソーパズルのように構成されている。自分の暮らす流域のかたちを把握することができれば、他の流域についての理解も可能になり、ひいては地球環境に対するリアルな認識が生まれる。また、葉のつき方、木の並び方などの自然のありさまは、種の生存にまつわる問題の「解」をあらわすものだ。流域を歩き、「解」を見つめよ。そうすれば、地球の中に暮らす人間が持つ「まともな感覚」が得られるはずだ――。

 後半では元国土交通省河川局長の竹村公太郎も参加。行政者の視点と志を述べる。