撃墜王・坂井三郎から学んだ戦いの極意と技術
発売日
2009年10月02日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-77346-9

撃墜王・坂井三郎から学んだ戦いの極意と技術

著者 柘植久慶著 《作家、軍事ジャーナリスト》
主な著作 戦乱の都・京都』(PHP研究所)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 希代の撃墜王・坂井三郎が数多の戦闘で培った戦略眼、直観力、思考法、そして精神力、心得とは? 自身の体験から紡ぎ出した痛快人生読本。



 撃墜王・坂井三郎が数多の戦闘で培った戦略眼、直観力、思考法、そして精神力、心得とは? 「我がことについて後悔せず」「勝負の女神は準備万端怠りなく、鍛えに鍛えた人にしか微笑まない」「禁令を破るも可なり」「身体の健康・知能の健康・精神の健康」――著者を感激させた坂井三郎の名著。その教えを自らの人生に活かした体験的戦闘法のすべて。

 地上戦闘を専門にしてきた私が、戦闘技術を撃墜王――坂井三郎から学んだという話をすると、多くの人が驚いた表情を見せる。陸戦と空戦では全く畑違いだと思っているからである。しかしながら戦いに際して、事前の準備や戦闘に入る直前の心構えなどは、いささかの相違もない。肉体を限界まで鍛え、気力を充実させて戦場に突入してゆくあたり、地上も空も全く変わりないのだ。……本書では私がどのような軌跡をたどって戦術を学び、戦う技術を向上させていったかを、詳らかに述べてゆきたい。(「まえがき」より)