その時、歴史は動かなかった!?
発売日
2010年03月15日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-77900-3

その時、歴史は動かなかった!?
じつにアヤシイ「日本史の転換点」

著者 鈴木眞哉著 《歴史研究家》
主な著作 戦国時代の大誤解』(PHP研究所)
税込価格 814円(本体価格740円)
内容 天下分け目の合戦、時代を変えた行動……よく知られる「歴史の転換点」は、はたして真実なのか? 巷の歴史常識約50話を再チェック。



 「武士の世はイイクニつくろう鎌倉幕府から始まった」「天王山は天下分け目の争奪戦」――。テレビの歴史番組や教科書の影響で、広く私たちのあいだに広まった通説の数々。しかしなかには、いかにも思い込みや思いつきで描かれた俗説が多くまかり通っている。結果論から後づけで説明したり、現代人の視点で推測したり。歴史を動かしたとされる事件や合戦、人物の機略や行動は、じつのところアヤシイものばかりなのだ。

 あなたの<歴史常識>は、はたして大丈夫か? 本書を読めば歴史の見方、とらえ方がよくわかる。

 【内容】平清盛の法皇幽閉――武家政権は清盛から始まった/源頼朝と駿河富士川の戦い――勝利に貢献していない頼朝/大隈種子島に鉄砲伝来――定説も疑われるべきである/本能寺の変――どこまで続く探偵ごっこ/京都池田屋事件――後世のご都合史観と個人の心情のギャップ/鳥羽・伏見の戦いと新選組――その時、歴史はくりかえされた etc.