じいちゃんの森
発売日
2012年12月20日
判 型
A5判上製
ISBN
978-4-569-78282-9

じいちゃんの森
森おやじは生きている

著者 小原麻由美作 《(小原)児童文学作家》
黒井健絵
主な著作 ロンとククノチの木』(PHP研究所)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 ぼくのじいちゃんは、ある日、森の見回りに行ったきり戻らず、亡くなった。じいちゃんが残した『森おやじの日記』を開いてみると……。



 小学3年生になる春休み、たいちは、喘息がよくなるようにと、田舎にあるじいちゃんの家に家族みんなで引っ越しました。それからというもの、たいちは、じいちゃんが「森おやじ」と呼んでいる大きなクヌギの木のところに、頻繁に連れていってもらいました。たいちはそこで、おもちゃのつくり方や自然のすばらしさなどを学びます。ところがある日、じいちゃんは森の見回りに一人で行ったきり戻らず、亡くなってしまうのです。お葬式の日、たいちはふとしたことから、じいちゃんがのこしていた『森おやじの日記』を発見するのですが……。

 作者の小原麻由美さんと画家の黒井健さんのコラボレーションが見事に結実した、心あたたまる物語です。

 浅井慎平さん(写真家)推薦:「ようこそ秘密の森へ。森はなんでも教えてくれる魔法の場所。さあ、いこう。眼に見えない赤い帽子をかぶって。」