[新訳]読書について
発売日
2012年08月10日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-80487-3

[新訳]読書について
知力と精神力を高める本の読み方

著者 ショウペンハウエル著
渡部昇一編訳
主な著作 <渡部・主な著作>『知的余生の方法』(新潮新書)
税込価格 1,045円(本体価格950円)
内容 「単純な読書は、他人にものを考えてもらっているようなものである」この真意はなにか? 稀代の読書家が役立つ「読書法」を語る。



 書籍、雑誌、新聞、ネット……。現代社会はまさに情報が氾濫している。ショウペンハウエルが憂いた、良書を見つけるのが極めて難しい時代である。

 「読書する人は、自分で考える能力をしだいに失ってゆく」

 「非読書術」まで説いた、ショウペンハウエルの真意はどこにあるのか。

 稀代の読書家であり、現代の碩学が、ショウペンハウエルの人生と考え方からその真意を解説し、自らが身につけてきた「知的読書法」を紹介する。

 本書は、考える力を養うための、書物との付き合い方である。

 若人よ、恐れるな。本は頭脳となり、生きる指針となる。