ゴースト・ボーイ
発売日
2015年11月17日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-82709-4

ゴースト・ボーイ

著者 マーティン・ピストリウス
ミーガン・ロイド・デイヴィス著
長澤あかね
税込価格 1,980円(本体価格1,800円)
内容 12歳の時に難病発症、10年以上を植物状態で過ごした著者。しかし彼には、意識があった。世界中でベストセラー、驚異と感動の自伝!
リンク

http://www.php.co.jp/ghostboy/



 1988年、12歳のマーティン・ピストリウスは原因不明の病気になった。18ヵ月後には口もきけず、車椅子に座らされていた。

 医師たちは両親に告げた。退行性の未知の病で、彼の心は赤ん坊に戻ってしまった、と。誰も知らなかったのは、身体こそ無反応だったけれど、マーティンの心はゆっくりと目覚めていたこと。でも、それを伝えるすべがなかったこと。

 10年たった頃、あるセラピストが気づいた。マーティンの一部が目覚めていると。そして両親も、息子の知性が少しも損なわれていないと知った。病に倒れる前の記憶がないマーティンは、車椅子に座り、話すこともできない。しかし、コンピューター分野で素晴らしい才能を発揮。あらゆる困難を乗り越えて恋に落ち、結婚し、ウェブデザイン事業を立ち上げる。『ゴースト・ボーイ』は、再生と愛の力を描いた、深く胸を打つ実話。彼の途方もない物語は、私たちに、人生を大切にすることを教えてくれる。