戦後経済史は嘘ばかり
発売日
2016年01月15日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-82792-6

戦後経済史は嘘ばかり
日本の未来を読み解く正しい視点

著者 高橋洋一著 《嘉悦大学教授》
主な著作 アベノミクスの逆襲』(PHP研究所)
税込価格 880円(本体価格800円)
内容 バブル期はインフレじゃなかった。高度成長の要因はほとんど為替。通産省は役立たず……。驚きと興奮の「真実の経済史」、ついに登場!



 ◆実は、高度成長の要因はほとんど為替だった!?

 ◆通産省は、ほとんど役立たずだった!?

 ◆狂乱物価は、日本がこっそり為替介入していたせい!?

 ◆あのバブル期に、物価は高騰していなかった!?

 ◆「失われた20年」も「日本1人負け」も人災だった!?

 世界から「奇跡」と称された高度経済成長を成し遂げ、やがてバブルの崩壊から「失われた二十年」といわれるほどのデフレ不況に落ち込んだ日本。なぜわれわれは、かくも成功し、そしてかくも失敗したのか――。この日本経済の歩みの要因分析について、いま、あまりに広く「間違いだらけの常識、思い込み」が流布している。

 本書は、それらの誤謬をわかりやすい論証で一刀両断! 「真相」をシンプルかつ明快に解き明かしていく。まさに、驚きと知的刺激の連続の一冊である。「真実の歴史」を知らねば、経済の流れは見えてこない。未来を正しく見通すためにも、ぜひ読んでおきたい、新しい「戦後経済史」の決定版。

 プロローグ──経済の歩みを正しく知らねば、未来は見通せない

 第1章 「奇跡の成長」の出発点に見るウソの数々

 第2章 高度経済成長はなぜ実現したのか?

 第3章 奇跡の終焉と「狂乱物価」の正体

 第4章 プラザ合意は、日本を貶める罠だったのか?

 第5章 「バブル経済」を引き起こした主犯は誰だ?

 第6章 不純な「日銀法改正」と、痛恨の「失われた二十年」

 終章 TPPも雇用法制も、世間でいわれていることはウソだらけ