二度とない人生だから、今日一日は笑顔でいよう
発売日
2016年03月17日
判 型
B6判変型並製
ISBN
978-4-569-82922-7

二度とない人生だから、今日一日は笑顔でいよう
生きるための禅の心

著者 横田南嶺著 《臨済宗円覚寺派管長》
主な著作 『禅の名僧に学ぶ』(致知出版社)
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 人生は時につらく、哀しい。だが、受け止め方次第で、輝かせることはできる。禅の教えと坂村真民の詩に学ぶ心を強くするヒント。



 禅寺として有名な鎌倉の円覚寺、その境内の一番奥には小さな掲示板があります。

 管長である著者は、毎月この掲示板に、詩人坂村真民の詩から抜粋した言葉を書きつけています。

 坂村真民は「念ずれば花ひらく」や「二度とない人生だから」といった有名な詩をのこした仏教の心を伝える詩人です。その詩の言葉に著者自身が救われた経緯があり、訪れる方に広くお伝えするために書いているのです。

 「紙とペンを貸してください。あの言葉を書き留めたい」と頼み込んでくる方や、「あの言葉に救われました」と言う方もあらわれて、やはり坂村真民の詩の言霊の強さ、深さにあらためて驚きます。

 本書は、坂村真民の詩を通して、生きるとは、愛するとは、家族とはといった人生の様々な問いに答えるものです。

 いま、この瞬間苦しんでいるのはあなたひとりではありません。二度とない人生だからこそ、全身全霊でいつくしみ、全力で生き切る。そんな生きてゆく本当の意味をやさしく解き明かします。

 ぜひ、座右に置いていただきたい一冊です。