京都の壁
発売日
2017年05月12日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-83822-9

京都の壁

著者 養老孟司著 《解剖学者》
主な著作 養老孟司の人生論』(PHP研究所)
税込価格 935円(本体価格850円)
内容 千年の都・京都にはいくつかの壁が存在する。京都らしさ、日本らしさを体現したこれらの壁の正体とは? 10の視点から考察する。



 千年の都・京都にはいくつかの壁が存在する。言葉の壁、老舗の壁、地形の壁、京料理の壁、京都人の壁、文化の壁……良くも悪くも京都らしさ、日本らしさを体現したこれらの壁の正体は?

 【目次より】
●第1章 城郭のない街……日本人の「うち」と「そと」意識 
●第2章 京都人のいけず……「ぶぶ漬けでも」は都市伝説か?
●第3章 共同体の壁と京都……江戸の侍文化と京の町衆文化 
●第4章 都市論と京都……古都になるには一〇〇〇年かかる? 
●第5章 私の好きな京都……木屋町の思い出 
●第6章 京都、東京、大阪――新三都物語……住むなら京都がいちばん! 
●第7章 京都は日本文化の中心か?……祇園祭は文化財の宝庫 
●第8章 共通言語と地方……言葉こそ文化である 
●第9章 京都とサブカルチャー……世界がマンガを必要としている 
●第10章 京都と自然……鴨川と方丈記