「縄文」の新常識を知れば日本の謎が解ける
発売日
2019年02月15日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-84242-4

「縄文」の新常識を知れば日本の謎が解ける

著者 関裕二著 《歴史作家》
主な著作 『神武天皇vs.卑弥呼』(新潮新書)
税込価格 924円(本体価格840円)
内容 日本史の常識が覆っている。渡来文化よりも縄文文化の影響が圧倒的だったのだ! 最新の縄文研究から天皇や日本文明の謎を解く意欲作。



 常識が激変! 渡来人の影響は限定的だった? DNA分析からわかる驚きの結果とは? ヤマト建国も縄文への揺り戻しだった?

 ようやく、日本人が日本の歴史に目覚めつつある。考古学の画期的な発見や、DNA分析の進歩によって、これまでの常識が大きく覆っているのだ。

 これまで、縄文の文化は、渡来人の文化によって一掃されたと考えられてきた。だが、それは大きな誤りだった。遺伝的に日本の縄文人たちは特異な特徴を持っていたこともわかりつつある。

 しかも、縄文人の暮らしは決して原始的ではなかった。現代日本に通じる信仰と習俗と生活が、すでに完成されていたのである。さらにいえば、天皇のあり方も濃厚に縄文的特徴を帯びている……。

 日本人の正体と日本文明の謎に迫る驚愕と発見の書。

 【目次より】
●第1章 縄文時代が教科書から消える? 
●第2章 日本人はどこから来たのか 
●第3章 縄文と弥生の境界線 
●第4章 ヤマト建国と縄文人 
●第5章 縄文回帰の日本