世間とズレちゃうのはしょうがない
発売日
2020年10月13日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-84318-6

世間とズレちゃうのはしょうがない

著者 養老孟司/伊集院光 著
主な著作 〔養老〕半分生きて、半分死んでいる。』(PHP研究所)
税込価格 1,595円(本体価格1,450円)
内容 世間からはじき出されないことを願う理論派・伊集院光と、世間からはみ出している養老孟司が、世間との付き合い方、抜け出し方を語る。



 世間からはじき出されないことを願う理論派・伊集院光と、最初から世間からはみ出している理論超越派・養老孟司。博覧強記でゲーム好きという共通点がある二人が、世間との折り合いのつけ方を探ります。

 見た目が大きくて、子どものころから同級生との違いをひしひしと感じ、「世間からはじきだされることがこわかった」という伊集院さんは、不登校になった理由や落語の道に進んだわけを明かしつつ、「人間はそもそも群れの中で生きる動物。『他人に優しくなるほうが得』ということになるんじゃないかな」と語ります。

 一方「自分ははじめから世間から外れていた」と語る養老さんは、「都市においては、意識で扱えないものは排除されます」という都市論・世間論を展開。さらに、たまには世間から外れて世の中をながめてもいいんじゃないか、と世間から抜け出す方法を提案します。

 抱腹絶倒のトークから、世間とズレながら生きていくヒントが得られる一冊です。