書籍
- 発売日
- 2022年08月10日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-84346-9
パワハラ依存症
著者 | 加藤諦三著 《社会学者、早稲田大学名誉教授》 |
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主な著作 | 『メンヘラの精神構造』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,100円(本体価格1,000円) |
内容 | なぜ、パワハラはなくならないのか。なぜ、周りは止めることができないのか。本人と相手、周りをとりまく人の心理を解説する。 |
パワハラは「観客のいる前」で行なわれる。善人を装ったサディストは、苦しむ部下を見るのが快感なのだ。
社会学者がパワハラをやめられない人、いつもパワハラされる人を解説する。
パワハラをする人は、子供の頃に抑圧されて悔しかった思いを、大人になって弱い立場の相手にぶつけている。本人も気づいていないうちに、積年の恨みを晴らし、心の傷を癒しているのだ。人生に行き詰まり、攻撃する以外に生きていけない人なのである。
では、パワハラされるほうは問題ないのか。「弱さはずるさに鈍感であり、ずるさは弱さに敏感である」と言われる。つまり、パワハラをされる弱い人は、いい人か、いい人を装うサディストかを見分けられず、パワハラをする人は、長年抱える不満をぶつけられる相手を見つけるのに長けている。だから、うまくパワハラが成立してしまうというわけだ。本書では、さらに彼らの精神構造を深く考察する。
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