書籍

- 発売日
- 2021年05月11日
- 判 型
- B6判変型上製
- ISBN
- 978-4-569-84965-2
戦争というもの
著者 | 半藤一利著 《作家》 |
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主な著作 | 『日本のいちばん長い日』(文春文庫) |
税込価格 | 1,430円(本体価格1,300円) |
内容 | 歴史探偵が綴った最後の原稿――。太平洋戦争を理解する上で欠かせない名言とその背景を解説し、「戦争とは何か」に迫る著者渾身の書。 |
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昭和史研究の第一人者・半藤一利が、最後に日本人に伝え残したかったこととは――。
太平洋戦争を理解する上で欠かせない「名言」の意味とその背景を、著者ならではの平易な文体で解説し、「戦争とはどのようなものか」を浮き彫りにした珠玉の一冊。
「戦争の残虐さ、空しさに、どんな衝撃を受けたとしても、受けすぎるということはありません。破壊力の無制限の大きさ、非情さについて、いくらでも語りつづけたほうがいい。いまはそう思うのです。
九十歳の爺さんがこれから語ろうとするのは、そんな非人間的な戦争下においてわずかに発せられた人間的ないい言葉ということになります。いや、全部が全部そうではなく、名言とはいえないものもまじりますが、それでもそこから将来のための教訓を読みとることができるでありましょう。むしろ許しがたい言葉にこそ日本人にとって教訓がつまっている。そういう意味で〈戦時下の名言〉と裏返していえるのではないかと思うのです」――本書「まえがき」より抜粋
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