書籍
- 発売日
- 2023年01月26日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-85381-9
古代史のテクノロジー
日本の基礎はこうしてつくられた
著者 | 長野 正孝著 《元国土交通省港湾技術研究所部長》 |
---|---|
主な著作 | 『[決定版]古代史の謎は「海路」で解ける』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,210円(本体価格1,100円) |
内容 | 三内丸山遺跡の塔はどのようにして建てられたか。19世紀オランダの工法に似た築港の技術とは? 古代の実像が見えてくる技術の話。 |
縄文時代に建てられたという、三内丸山遺跡の通称「縄文タワー」。縄文人は人力だけでどうやってこの15メートルの塔を建てたのか? 技術者である著者が精緻にそのプロセスを解説する。また、塔の目的は「狼煙台」であり、宗教上の施設ではなく、ヒスイの交易のために建てられた塔だと説く。
さらに、近世まで奈良に「奈良湖」があったことを突き止め、奈良湖と大阪湾に通じる水路である「河内・大和大運河」など、重要な交通手段である水上交通に着目し古代日本の実像に迫る。
「古代人は治水を考えなかった」という専門家ならではの仮説も提唱。
●秀でていた丹後と出雲のハイテク技術
●造船には高度の木工技術が必要であった
●六世紀、大和川では帆船が走っていた
●技術者集団としての渡来商人の実像
●岡山・津寺遺跡の築港技術が19世紀オランダの技術に酷似
●出雲大社はもともと「水飲み場」だった
●難波津――港ができるような地盤ではない
オンライン書店で購入する
※書店によって在庫の無い場合やお取り扱いの無い場合がありますので、ご了承ください。
※詳しい購入方法は、各オンライン書店のサイトにてご確認ください。
書店の在庫をみる
※新刊は、おおむね発売日の2日後に店頭に並びます
電子書籍
広告PR