書籍
- 発売日
- 2022年03月10日
- 判 型
- A5判上製
- ISBN
- 978-4-569-88047-1
げたばこかいぎ
著者 | 村上しいこ作 高畠那生絵 |
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主な著作 | 『れいぞうこのなつやすみ』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,320円(本体価格1,200円) |
内容 | げたばこの奥で開かれているげたばこかいぎによばれたはるとくん。「パパのくつがくさいからなんとかして」と、言われたけれど……。 |
「はやくきてください。げたばこかいぎがはじまりますよ」
夜、はるとが寝ていると、部屋の入口に立っていたはるとのスニーカーに起こされました。そして虹色のスリッパをはくと、はるとの体は小さくなっていきました。
げたばこの中には部屋があり、家族のくつたちがテーブルを囲んで座っています。すると、司会のくつべらが「パパのかわぐつがくさいと苦情がきています」 と、かいぎを始めました。そして、ママのサンダルが、「せっかくはるとくんがいるのだから、パパに言ってもらえばいい」と言い出しました。
次の日、はるとが学校へ行く途中、はるとのスニーカーが話しかけてきました。昨晩のげたばこかいぎは夢ではありませんでした。はるとは授業中もげたばこかいぎのことで頭がいっぱいです。はるとは何とかしないと……と思いますが、なかなかパパに言い出せません。
くつのにおいについて考えていたはるとは、ある大事なことに気がつきます。
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