第二次世界大戦とは何だったのか
発売日
2025年03月19日
概ね、この2日後に書店店頭に並びます
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-90486-3

第二次世界大戦とは何だったのか
戦争指導者たちの謀略と工作

著者 渡辺 惣樹著 《日米近現代史研究家》
主な著作 トランプが戦争を止める』(PHP研究所)
税込価格 1,100円(本体価格1,000円)
内容 世界には陰謀があって当たり前! 日本を開戦に導いたソ連、アメリカの工作をはじめ、現代史の常識に疑問をもたらす新たな視点を紹介。



 陰謀に満ちた世界……戦争の引き金を引いたのは誰か?

 アメリカ、イギリス、ソ連が決めた日本の運命。盗まれた米国の最新航空技術、ハワイの地方紙が予告していた「真珠湾攻撃」。宣教師による反日プロパガンダ、アインシュタインの原爆開発提案。近現代史の見えざる暗部と、通説を変える事件を日米近現代史研究家が開陳する。

 「筆者は、読者は高校世界史教科書B程度の歴史知識をもっていることを念頭にして本書を執筆した。そうした読者が、本書を読了すれば、歴史解釈の縦糸が丈夫になり、その結果、一般的歴史解釈(筆者はこれを『釈明史観』と呼ぶ)に幾ばくかの疑念が湧くはずである。その正常な疑念こそが『合理的な歴史解釈』の出発点となる」(「文庫版まえがき」より)

 序章 スペイン内戦と作品に隠された政治思想

 第1章 ソビエトのスパイ工作とルーズベルトの能天気

 第2章 日米開戦前夜の事件

 第3章 英米の工作と真珠湾攻撃

 第4章 原爆投下をめぐる狂気

 第5章 戦争指導者たちの死

 終章 戦争のリアリズム