Voice
発売日
2008年2月9日
税込価格
713円
(本体価格648円)
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Voice 2008年3月号

今月号の読みどころ

 株価下落、石油高騰……この逆境を打ち破れるか。ドイツ証券副会長の武者陵司氏は「日本株は買いだ」と銘打ち、“企業力は衰えておらず、臆病になった外人投資家も格安な日本株に必ず戻る”と断言する。一方、米国在住の起業家・原丈人氏は“ITシステムにも「省エネ」が求められる時代。新世代の機器を創る技術力は日本にある”と力強く語っている。その他、ビル・エモット氏による中国経済論、「バブル崩壊の大きな危険性」など、“渾身の力作”揃いの一冊です。
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今月号の目次

TOKYOファッション〈3〉
±0
川島蓉子
11p
未来をつくる技術〈15〉
顔認証システム[オムロン]
文:志村幸雄
15p
進化する教育現場〈3〉
日本公文教育研究会
大竹洋司〈対談〉和田秀樹
19p
日本の事件簿〈3〉
責任のなすりつけ
高山正之
25p
巻頭の言葉
法人減税を「スーパー特区」で
竹中平蔵
27p
時代を拓く力
「万能細胞」で闘う日本
山中伸弥/取材・構成:最相葉月
30p
特集・北京オリンピック後混迷する中国
バブル崩壊の大きな危険性
ビル・エモット
40p
貧しき超高齢社会
門倉貴史
64p
東シナ海ガス田が奪われる日
中川昭一
58p
現地ルポ 五輪精神は根付かない
三河さつき
72p
文明放談 毛沢東主義に帰れ!
養老孟司〈対談〉渡部昇一
48p



日本株は買いだ
武者陵司
134p
円高が金融危機を救う
リチャード・クー
126p
特集Ⅱ・石油高騰は日本のチャンス
1バーレル100ドルに克つ技術革命
原 丈人
78p
「脱・石油ビジネス」最前線
木村麻紀
104p
EUに負けない! 日本の環境外交
橋爪大三郎
114p
地球文明への条件
竹村真一
86p



財務省は経済成長が嫌い
若田部昌澄
142p
会社を強くする買収防衛論
津田倫男
214p
武士道の敵は「司馬遼太郎」
菅野覚明
176p
農業が輸出産業になる日 第2回
農協を叩き潰す流通革命
財部誠一
150p
話題のテーマに賛否両論!
北方領土問題
田久保忠衛/岩下明裕
206p
テーマエッセイ 男の子育て
自分自身を育てる
荻原 浩
164p
ダメなものはダメ
川北義則
166p
子育て主夫の悲劇
川口マーン惠美
168p
子供の記憶は長い
トニー・ラズロ
170p
懐古趣味は要らない
鈴木光司
173p



PHPからの主張
福田政権のインテリジェンス戦略
金子将史
124p
ニッポン新潮流〈スポーツ〉
サッカー界トップの老害
二宮清純
120p
ニッポン新潮流〈生活社会〉
古紙偽装というバカ話
山形浩生
122p
この著者に会いたい
『日本の行く道』
橋本 治/聞き手:仲俣暁生
195p
ワンポイント書評
  
204p
企業家の一冊
司馬遼太郎著『坂の上の雲』
新美春之
202p
ベストセラーと現代
細野祐二著『公認会計士vs特捜検察』
川井龍介
200p
思い出の人、思い出の時〈第3回〉
学習院
寛仁親王/聞き手:工藤美代子
220p
大宰相・原敬〈第15回〉
海内周遊
福田和也
228p
松下政経塾同宿記〈第8回〉
恵まれない育ちから政治へ
上坂冬子
238p
ボイス往来
  
254p
私日記〈第99回〉
それも静かな時の音
曽野綾子
246p
巻末御免(279)
歴史意識の自然発酵
谷沢永一
258p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。