Voice
発売日
2021年4月9日
税込価格
840円
(本体価格764円)
在 庫
在庫あり
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Voice 2021年5月号

今月号の読みどころ

永きにわたり長期低迷が続く日本経済。そこに襲い掛かったのが、昨年来のコロナショックである。
2度目の緊急事態宣言は解除されたものの、各地で「リバウンド」が起きている。
まさしく、尋常ならざる波乱含みの時代においては、資本主義の在り方や米中覇権競争などの大局的なテーマから、経済政策や財政金融の出口戦略、さらには会社の在り方についての議論が必須だ。
本特集では8本の論稿から、日本と世界の経済の今後を考える。野口悠紀雄氏は日本が「リープフロッグ」を起こすための条件を指摘し、岩井克人氏は資本主義の現在と会社の未来について喝破する。注目を集める気鋭の若手経済学者・小島武仁氏も本誌に初登場。
特別企画は「ワクチンと国防」。なぜ日本はワクチン開発競争で勝つことができず、また接種も遅れているのか。
安全保障にも結び付くこの問題に、篠田英朗氏ら4人の識者が切り込む。
なお、今月から安宅和人氏の緊急連載「ヒューマン・サバイバル」が開始。日本はもちろんのこと、人類の未来を考えるうえで必読の内容だ。
公式サイト

今月号の目次

総力特集:経済大波乱
危機の日本、リープフロッグの条件
野口悠紀雄
38p
米中対立での中立はあり得ない
田所昌幸
47p
バリューチェーン再編という好機
戸堂康之
54p
ポストコロナ経済政策、三本の矢
木内登英
62p
低温経済の出現と財政・金融政策の出口
中里 透
70p
リーダーはバックキャストの思考をもて
塩野 誠
78p
日本企業へ贈る「経済学実装のすゝめ」
小島武仁&小田原悠朗
86p
変質する資本主義、変貌する会社
岩井克人
94p
特別企画:ワクチンと国防
軍のロジスティクスを接種に活かせ
篠田英朗
112p
日本ワクチン開発の鍵は「急がば回れ」
石井 健
120p
獲得競争はまだ終わっていない
村中璃子
127p
緊急事態宣言を回避する経済促進
仲田泰祐
136p
巻頭インタビュー
「100年先」を見据える企業経営
金井政明
16p
緊急連載 ヒューマン・サバイバル〈1〉
首都機能のバックアップを用意せよ
安宅和人
182p
連載 ほか
AIが揺るがす、人類の「極大値」
マーカス・デュ・ソートイ
104p
失われた政治リーダーの説明責任
河野 勝
142p
漱石も残さなかった熊本地震の記録
行定 勲
150p
「個」の時代は「チーム」の時代
南 章行
210p
「ポリコレvs.表現の自由」を超えて
志田陽子
224p
「次」の歴史と人類の新軌道〈5〉
中国始皇帝時代と重なるグローバリゼーション
長沼伸一郎
192p
質的価値×日本の新時代ビジョン〈1〉
秋田県・能代「天空の不夜城」
伊藤竜佑
202p
【日本構想フォーラム】
自由の衰退と「第二のルネサンス」
波頭 亮 ほか
158p
自殺はヒト特有なのか
ジェシー・ベリング
166p
忘れられたメンタルヘルス
和田秀樹
216p
令和の事業家
日本でリモートワークが進まない本当の理由
中川祥太
230p
著者に聞く
PMSでもパニック障害でも水虫でも
瀬尾まいこ
234p
ニッポン新潮流〈歴史論争〉
無念の人としての渋沢栄一
渡辺惣樹
26p
ニッポン新潮流〈政治外交〉
理想を並べたバイデンの対中政策
三浦瑠麗
28p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
形式的な「節目の年」を越えて
西田亮介
30p
ニッポン新潮流〈日本文化〉
二〇二〇年以後の都市と建築
藤村龍至
32p
西南、南西、テレビ風〈55〉
番組制作と教育の共通点
結城豊弘
34p
歴史家の書棚〈11〉
村井良太『市川房枝』
奈良岡聰智
238p
巻頭言〈5〉
運動不足は現代病
長谷川眞理子
13p
文明之虚説〈41〉
人間感情の背理
渡辺利夫
244p
今そこにある近代〈7〉
旧第四高等学校本館
写真・文/門井慶喜
1p
Wonder People〈5〉
死のために生きる人びと
写真・文/佐藤健寿
6p
令和の撫子〈24〉
桑原あい
撮影/三田村亮
9p
Voiceブックス
編集者の読書日記

240p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

241p
Voiceレター
読者の感想&意見

242p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。