雑誌
Voice 2008年8月号
今月号の読みどころ
矛盾や制度疲労を抑えつけオリンピックに注力してきた中国。特集では、母国を憂う有識者各氏(何清漣、ウィリー・ラム、石平)が、バブル崩壊、民主化運動、権力闘争による混乱など、祭りのあとの危機を訴える。さらに大前研一氏はチベットや台湾の情勢変化に触れ、中国を一体化して統治することがいよいよ困難になったと説く。
一方、日本は安泰か? ジョン・ホー、ケント・カルダー、ロバート・フェルドマン氏ら外国人の頭脳で、衰退を食い止める方策、行動原理を論じてもらった。
一方、日本は安泰か? ジョン・ホー、ケント・カルダー、ロバート・フェルドマン氏ら外国人の頭脳で、衰退を食い止める方策、行動原理を論じてもらった。
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今月号の目次
TOKYOファッション〈8〉 ミナ ペルホネン |
川島蓉子 |
11p |
未来をつくる技術〈20〉 メタンハイドレート[三井造船] |
文:志村幸雄 |
17p |
進化する教育現場〈8〉 品川女子学院 |
漆 紫穂子〈対談〉和田秀樹 |
23p |
日本の事件簿〈8〉 公務員という名の犯罪集団 |
高山正之 |
28p |
巻頭の言葉 福田総理の「増税」発言 |
竹中平蔵 |
31p |
時代を拓く力 観客と交わってこそ音楽家だ |
五嶋みどり/取材・構成:最相葉月 |
34p |
特集・オリンピックで自滅するか中国
バブル経済・四重苦の危機 |
何 清漣 |
44p |
日系企業の生き地獄 |
青木直人/田代秀敏/西法太郎 |
52p |
人権運動に五輪は沈む |
古森義久 |
74p |
北京へのジハード宣言 |
宮崎正弘 |
98p |
ネット市民VS共産党 |
ウィリー・ラム |
84p |
温家宝を使い捨てる胡錦濤 |
石 平 |
92p |
“天罰”を忘れた中国人 |
宮脇淳子 |
104p |
「一つの中国」はもう限界 |
大前研一 |
64p |
前原誠司の勇気に応えよ |
田原総一朗 |
158p |
特集Ⅱ・日本は二流国へ堕ちる!
上場企業の経営力を疑う |
ジョン・ホー<対談>財部誠一 |
110p |
地方経済が世界で稼ぐ日 |
ロバート・フェルドマン |
120p |
オバマは日本を見捨てるか |
ケント・カルダー |
126p |
ストップ! 学力低下 |
川口マーン惠美 |
144p |
大学病院こそが医療を歪めた |
和田秀樹 |
138p |
「秋葉原殺人犯」の痛んだ脳 |
岡田尊司 |
132p |
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話題のテーマに賛否両論! 食料自給率は上げるべきか |
池田信夫/竹村公太郎 |
174p |
親も塾も学校の味方 |
藤原和博<対談>山田 宏 |
202p |
「杉並師範館」探訪記 |
中村彰彦 |
212p |
道州制は地方分権に切り札か |
井戸敏三 |
222p |
皇室論争に終止符を打つ |
竹田恒泰 |
166p |
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PHPからの主張 「教育改革」をすべてやめよ |
亀田 徹 |
156p |
ニッポン新潮流〈スポーツ〉 怪童・中西太の人材育成 |
二宮清純 |
150p |
ニッポン新潮流〈生活社会〉 アフリカへの援助はまともか |
山形浩生 |
152p |
ニッポン新潮流〈経済産業〉 消費者の懐を温める方法 |
若田部昌澄 |
154p |
この著者に会いたい 『東京島』 |
桐野夏生/聞き手:仲俣暁生 |
182p |
ベストセラーと現代 湯浅誠著 『反貧困』 |
川井龍介 |
187p |
企業家の一冊 ジークムント・フロイト著『モーセと一神教』 |
成毛 眞 |
189p |
ワンポイント書評 |
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200p |
思い出の人、思い出の時〈第7回〉 スキーと福祉 |
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226p |
『パル判決書』と昭和の戦争〈最終回〉 正義の秤 |
渡部昇一 |
234p |
大宰相・原敬〈第20回〉 外務卿御用掛 |
福田和也 |
242p |
ボイス往来 |
|
258p |
私日記〈第104回〉 タヌキの贈りもの |
曽野綾子 |
250p |
巻末御免(284) 夕顔の作歌 |
谷沢永一 |
262p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。