雑誌
Voice 2009年1月号
今月号の読みどころ
金融危機の影響で景気が冷え込み、厳しい戦いを強いられるなか、日本が底力を発揮すれば、新たなチャンスを必ず掴める。「日本製品は10億人の心を虜にする」と喝破する武者陵司氏、「コンビニを地方再生の起爆剤にする」と語るローソン社長の新浪剛史氏、「競争を勝ち抜くための“知性の鍛え方”」を綴った茂木健一郎氏、「世界一の循環型都市として東京を売り出せ!」と提言する建築家の安藤忠雄氏など、未来を切り開くための道筋を、新時代をリードする論客14人が明快に描き出す。
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今月号の目次
TOKYOファッション〈13〉 デザインタイドトーキョー |
川島蓉子 |
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和の美を愉しむ〈1〉 「天保九如図」富岡鉄齋 |
文:田中大 |
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メガロポリス新名所〈1〉 大崎 |
増田悦佐 |
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日本の事件簿〈13〉 区長や区議より大事なこと |
高山正之 |
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巻頭の言葉 高齢社会・需要の創り方 |
伊藤元重 |
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時代を拓く力 日本に“世界的リゾート”を |
アレックス・カー/取材・構成:大野和基 |
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総力特集・日本経済の「坂の上の雲」
強靱な知性で闘う時代 |
茂木健一郎 |
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ロボットと食卓を囲む生活 |
瀬名秀明 |
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10億人を虜にする日本製品 |
武者陵司 |
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世界一の循環型都市・東京 |
安藤忠雄 |
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コメをビルで生産する社会 |
南部靖之 |
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金融サミットと日本の目覚め |
関岡英之 |
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金融仲介力で欧米を凌駕する |
倉都康行 |
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資源大国・日本の誕生! |
北野幸伯 |
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マンガ五輪に旗を揚げよ |
松本零士 |
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外人観光客5倍増プラン |
星野佳路 |
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ローカルが生む高級ブランド |
藻谷浩介 |
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ロスジェネと中高年が甦る日 |
城繁幸 |
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「へなちょこ本社」を鍛え直す |
遠藤功 |
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「八百屋さん化」するコンビニ |
新浪剛史 |
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景気浮揚・三つの大改革 |
大前研一 |
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地球温暖化からクルーグマンまで一挙に語る! 日本を元気にする30冊 |
宮崎哲弥/山形浩生/若田部昌澄 |
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特集2・歴史が教える大変革期の決断
明治国家の勝因 |
中西輝政 |
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「1940年体制」はこう倒す |
渡辺喜美 |
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幕末“地方決起”の突破力 |
中村彰彦 |
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福澤諭吉―民の力で国を立てよ |
竹中平蔵〈対談〉北康利 |
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橋下知事よ、正論を貫け! |
谷沢永一 |
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京都ノートルダム女学院理事長退任顛末記 |
江口克彦 |
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希望の大国・日本 第3回 途上国援助の画期的実践 |
原丈人 |
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なぜ“おバカ”が愛されるのか |
名越康文 |
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第17回山本七平賞発表 |
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産業資本主義の復活 |
堀紘一 |
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経済問題・常識の非常識① 金融は「手段」か「目的」か |
上野泰也 |
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「霞が関」裏読み日誌① 公務員改革・骨抜きの実態 |
高橋洋一 |
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高井戸の蛙、世相を覗く① どうなってんだ!地デジ |
江上剛 |
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アルピニストの眼① 世界一過酷な清掃活動 |
野口健 |
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ニッポン新潮流〈スポーツ〉 渡辺監督・名将の風格 |
二宮清純 |
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ニッポン新潮流〈科学技術〉 ノーベル賞フィーバーの落とし穴 |
竹内薫 |
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ニッポン新潮流〈国内政治〉 党首会談の隠された意図 |
上杉隆 |
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この著者に会いたい 『きのうの世界』 |
恩田陸/聞き手:仲俣暁生 |
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ワンポイント書評 |
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おじさんのための名作講座 誰が世界ブンガク作家なのか |
堀井憲一郎 |
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大宰相・原敬〈第25回〉 フランスへの船旅 |
福田和也 |
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ボイス往来 |
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私日記〈第109回〉 出入りの多い月 |
曽野綾子 |
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巻末御免(289) 常識が通用しない国 |
谷沢永一 |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。