Voice
発売日
2011年9月10日
税込価格
713円
(本体価格648円)
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Voice 2011年10月号

今月号の読みどころ

今月号の総力特集は「軋む中国」。7月の高速鉄道事故しかり、ここにきて、リーマン・ショック後の世界経済を牽引してきた中国経済に、さまざまな矛盾や翳りが出てきた。はたして中国は、悪性インフレの発生や不動産バブルの崩壊を阻止できるのか。日本企業がいま考えるべきことも議論しました。もう1本の特集は、世界同時株安や超円高を背景にした「世界経済、激変の先を読む」。さらには、日本をどんな国にしたいのか、野田総理が自身の政治哲学を特別寄稿。今月も、エキサイティングな知的議論をご堪能ください。
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今月号の目次

【特別企画】新政権誕生!
わが政治哲学
「この日本に生まれてよかった」と思える国をいかにつくるか
野田佳彦
44p
【総力特集】軋む中国
バブル経済のソフト・ランディングはありえない
ジム・ロジャーズ
66p
愛国心なき官僚たちの驕り
石 平/福島香織
74p
高速鉄道事故の“敗者”は誰か?
清水美和
84p
「国進民退」が加速する中国経済
柯 隆
92p
ASEANに視点を移す日本企業
財部誠一
100p



特別企画「新政権誕生!」
挙党体制など打ち棄てよ
石破 茂/田原総一朗
54p



【特集】世界経済、激変の先を読む
中央銀行は通貨価値を守れるか
岩井克人/小幡 績
122p
ウォール街vs.ティーパーティーの死闘
日高義樹
134p
ドイツがユーロを破壊する日
岩本沙弓
143p



節電社会にこそ電気自動車を
清水 浩
164p
霞が関を簡単に制御する法
古賀茂明/高橋洋一/飯田泰之
152p
時代を拓くコンセプト
過去の栄光の食いつぶしではホンダに未来はない
伊東孝紳/聞き手:片山 修
26p
この著者に会いたい!
「共感を喚起する力は、素晴らしくも危なくもある」
想田和弘/聞き手:仲俣暁生
108p
彦にゃんの憂国ついーと〈10〉
通貨危機
島田雅彦
36p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈生活社会〉
英国の暴動と民主主義の限界
山形浩生
40p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈科学医療〉
災害支援ナースに社会的地位を
最相葉月
42p
世の流行にひとこと言わせて!〈19〉
自衛隊は子供たちのヒーロー
さかもと未明
114p
高井戸の蛙、世相を覗く〈33〉
「三猿状態」の官僚たち
江上 剛
118p
海堂尊、医療最前線をゆく〈6〉
医療裁判
海堂 尊
192p
巻頭の言葉〈10〉
弱いからこそ開かれた競争を
冨山和彦
23p
ジャーナリスト休業宣言〈2〉
記者クラブの正体
上杉 隆
173p
新・日本建国論〈終〉
中国から守り抜いた独立と自尊
竹田恒泰
226p
新・原子力戦争〈4〉
経産省幹部の激白
田原総一朗
214p
仲代達矢が語る「昭和映画史」〈2〉
『人間の條件』と小林正樹監督
春日太一
204p
大宰相・原敬〈第58回〉
シーメンス事件
福田和也
238p
私日記〈第142回〉
蛇籠と牛枠
曽野綾子
246p
平成始末〈第22回〉
対魂関係
山折哲雄
254p
クールジャパン・次代の旗手〈22〉
[金森 穣]
川島蓉子
7p
語り継ぎたい「モノがたり」〈10〉
デジタルカメラ
村上陽一
12p
「凛たる女性」の肖像〈10〉
浅井未来
撮影/遠藤 宏
17p
Killerフレーズ
時代を斬る!論点

1p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

198p
Voiceステージ
編集者の観劇メモ

199p
Voiceブックス
編集者の読書日記

200p
Voiceレター
読者の感想&意見

202p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。