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Voice 2012年3月号
今月号の読みどころ
いよいよ中国もバブル崩壊か、それともソフト・ランディングか。問題は経済だけではない。金正日死去や馬英九再選を受けて流動化する国際情勢に、中国はいかに臨むのか。それに対し、財政逼迫で存在感が低下するアメリカは、外交戦略を変えるのか。そして、いま日本が決断すべき選択とは? 2012年最大の論点、「中国の難題」を総力特集しました。さらに今月は、もう1本の特集「皇室の伝統を守り抜け」、竹中平蔵氏の緊急提言「野田増税が日本社会を壊す」も必読です!
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今月号の目次
【総力特集】中国の難題 バブル崩壊、中台関係、指導者交代…
日中の衝突は身体を張って阻止する |
丹羽宇一郎 |
44p |
トウ小平の功績、習近平の試練 |
エズラ・ヴォーゲル/橋爪大三郎 |
52p |
「短期楽観・中長期警戒」の中国経済 |
上野泰也 |
62p |
「統一を望まない」台湾人の声を聴け |
金 美齢 |
70p |
「北の崩壊」をめぐる米中韓の暗闘 |
春名幹男 |
78p |
「キューバ危機」に陥った極東情勢 |
中西輝政 |
86p |
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団塊より上の世代は、いまこそ「自助自立」の心意気を示せ! 野田増税が日本社会を壊す |
竹中平蔵 |
186p |
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【特集】皇室の伝統を守り抜け
「女性宮家創設」は現代人の浅知恵 |
竹田恒泰/谷田川 惣 |
110p |
いつの世も天皇は「国民とともに」ある |
ロバート・キャンベル |
120p |
「万世一系の危機」にいまから備えよ |
猪瀬直樹 |
128p |
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短期集中連載 “複雑系”IT戦略論 第1回 ITが起こした「三つの革命」 |
夏野 剛 |
148p |
もはや政治部記者は官邸の「情報収集係」だ 「癒着メモ」が暴くマスメディアの正体 |
上杉 隆 |
210p |
若き起業家、成功の陰に中高年あり |
瀧本哲史 |
202p |
「金融円滑化法に頼らない」事業再生への道 |
神山典士 |
195p |
“より優れた社会、より強い社会”をつくるために 「ジャパン・バージョン3・11」で甦る日本 |
ニコル・ブラウン |
166p |
「いのちの安全保障」を日本がどう再設計するか、世界各国は冷徹に見守っている 「三・一一の学び」から眼を逸らすな |
竹村真一 |
156p |
激突対談 日本はほんとうに「絶望の国」なのか |
加藤嘉一/古市憲寿 |
138p |
時代を拓くコンセプト 「本や新聞が現在のような形態である必然性はない」 |
楡 周平/聞き手:山口雅之 |
20p |
この著者に会いたい! 「歴史学の強みは、『西洋近代以外の社会を知っている』ことです」 |
與那覇 潤/聞き手:仲俣暁生 |
98p |
彦にゃんの憂国ついーと〈15〉 世代交代 |
島田雅彦 |
30p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈国内政治〉 若返りを拒む日本の政治制度 |
菅原 琢 |
34p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈生活社会〉 ホンジュラスの挑戦と橋下改革 |
山形浩生 |
36p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈科学医療〉 帰る場所のない千人の患者たち |
最相葉月 |
38p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈スポーツ〉 日本にもブックメーカーを |
杉山茂樹 |
40p |
世の流行にひとこと言わせて!〈24〉 男の子のファッション学 |
さかもと未明 |
104p |
海堂尊、医療最前線をゆく〈11〉 被災地医療 |
海堂 尊 |
220p |
巻頭の言葉〈3〉 ロムニー候補とモルモン教 |
橋爪大三郎 |
17p |
大宰相・原敬〈第63回〉 露国の革命 |
福田和也 |
232p |
私日記〈第147回〉 泡銭と悪銭 |
曽野綾子 |
240p |
平成始末〈第27回〉 三種還元 |
山折哲雄 |
248p |
クールジャパン・次代の旗手〈27〉 [渡辺哲也] |
川島蓉子 |
5p |
語り継ぎたい「モノがたり」〈15〉 グラス |
村上陽一 |
8p |
「凛たる女性」の肖像〈15〉 富田晶子 |
撮影/遠藤 宏 |
11p |
Killerフレーズ 時代を斬る!論点 |
1p |
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Voiceシネマ 編集者の映画三昧 |
226p |
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Voiceステージ 編集者の観劇メモ |
227p |
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Voiceブックス 編集者の読書日記 |
228p |
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Voiceレター 読者の感想&意見 |
230p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。