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Voice 2012年10月号
今月号の読みどころ
「不退転の覚悟で臨む」。韓国との非難の応酬が続く竹島問題で、野田総理は消費増税の際と同じ言葉を使い、竹島が日本固有の領土であることを国民の前で力説したものの、挑発行為は繰り返され、戦後最悪となった日韓関係にいま、われわれはいかに対処すべきなのでしょうか――。今月の総力特集では、防衛問題や政治家の資質、経済政策など、あらゆる角度から、日本の主権を守り抜き、新たな日韓関係を築くための方策を論じます。もう1本の特集は、「来る総選挙、甦れ日本」。民主&自民両党の代表選後は、いよいよ総選挙か!? との観点から、国民が信頼するに足る、新政権のあるべき姿を議論しました。今月号も、エキサイティングな議論をご堪能ください。
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今月号の目次
【総力特集】さらば、「反日」韓国
初の「親日」大統領だとなぜ誤解したのか |
竹田恒泰/呉 善花 |
46p |
韓国側の術策にはまった民主党政権の大罪 |
下條正男 |
56p |
「韓国の経済的自殺」を招く李明博の暴挙 |
三橋貴明 |
64p |
すべて想定内の韓国、戸惑うばかりの日本 |
武貞秀士 |
72p |
領土が奪われても平和が続くと思うのは幻想だ |
渡部昇一 |
80p |
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「Gゼロ」後の世界、激変する極東情勢 |
イアン・ブレマー |
142p |
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【特集】来る総選挙、甦れ日本
「クオリティー国家」をつくれる政治家は誰か |
大前研一 |
100p |
「脱官僚」の断行は大阪に倣え |
原 英史 |
110p |
いまこそ小泉構造改革に学ぶとき |
八代尚宏 |
118p |
現代版「ええじゃないか」で日本を変えよ |
亀井静香/飯田泰之 |
126p |
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原子力最前線“世界の六ヶ所村”訪問記 |
夏目幸明 |
188p |
「次代を担うIT起業家」四人の肖像(前編) |
速水健朗 |
162p |
五十代からの「ストレスと健康」の新常識 |
杉山直隆 |
172p |
書評インタビュー 『知らないと怖い糖尿病の話』 |
宮本正章 |
94p |
金融市場の消滅 |
小幡 績 |
152p |
時代を拓くコンセプト 「明らかに喜ばしくない環境でも、放射能と和解するしかないんです」 |
園 子温/聞き手:佐々木敦 |
22p |
この著者に会いたい! 「私のなかでは、『日常』はそんなに安定したものではないんです」 |
柴崎友香/聞き手:仲俣暁生 |
88p |
彦にゃんの憂国ついーと〈21〉 オリンピック観戦記 |
島田雅彦 |
32p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈国内政治〉 なぜ小沢新党は影が薄くなったか |
菅原 琢 |
36p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈生活社会〉 報道されない英国の外交ルール無視 |
山形浩生 |
38p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈科学医療〉 障害者に予防拘禁を認める愚 |
最相葉月 |
40p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈スポーツ〉 五輪柔道惨敗、ほんとうの理由 |
杉山茂樹 |
42p |
世の流行にひとこと言わせて!〈31〉 哲学なんて超簡単! |
さかもと未明 |
136p |
海堂尊、医療最前線をゆく〈18〉 医師会とは何か |
海堂 尊 |
218p |
巻頭の言葉〈10〉 尖閣問題とプチナショナリズム |
橋爪大三郎 |
19p |
ローソン思考〈3〉 SHOP99の買収 |
財部誠一 |
196p |
「バブルを知らない世代」の幸福論〈5〉 [ゲスト]慎 泰俊 |
田原総一朗 |
208p |
オックスフォード留学記〈第6回〉 JRの恐怖 |
彬子女王 |
228p |
大宰相・原敬〈第70回〉 尼港事件 |
福田和也 |
234p |
私日記〈第154回〉 押さえを作っておきましょう |
曽野綾子 |
242p |
平成始末〈第34回〉 「オカモノ」の論理 |
山折哲雄 |
250p |
クールジャパン・次代の旗手〈34〉 [深井晃子] |
川島蓉子 |
7p |
語り継ぎたい「モノがたり」〈22〉 [スポーツシューズ] |
村上陽一 |
10p |
「凛たる女性」の肖像〈22〉 [仲宗根梨乃] |
撮影/遠藤 宏 |
13p |
Killerフレーズ 時代を斬る!論点 |
1p |
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Voiceシネマ 編集者の映画三昧 |
140p |
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Voiceステージ 編集者の観劇メモ |
141p |
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Voiceブックス 編集者の読書日記 |
224p |
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Voiceレター 読者の感想&意見 |
226p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。