Voice
発売日
2012年10月10日
税込価格
713円
(本体価格648円)
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Voice 2012年11月号

今月号の読みどころ

民主&自民の総裁選も終わり、次は総選挙だとばかりに、今月は「『維新の会』は信じられるか」と題する総力特集を組みました。新党・日本維新の会の綱領「維新八策」には、首相公選制、衆院の定数半減……といった大胆な提言が並んでいます。既存政党が精彩を欠くなか、果たしてこれらの政策は、わが国の再生につながるのか、その是非を問いました。そして特集は、「『新興国市場』で勝ち続ける法」。中国の反日デモの激化、急成長をみせる韓国メーカーといった壁に阻まれ、海外進出企業の苦悩の日々が続くなか、“勝ち組企業”3社のトップが戦略を明かしてくれました。今月号も、読み応え満載です!
公式サイト

今月号の目次

【総力特集】「維新の会」は信じられるか
甦る自民「守旧政治」、来れ小泉流「独裁」
竹中平蔵/冨山和彦
46p
維新八策をどう読むか


<統治機構>まずは出先機関の原則廃止から
屋山太郎
56p
<行財政>大阪から国へ、骨太の構想力を求む
牧原 出
59p
<公務員>「頑張った者が報われる」具体策を
岸 博幸
62p
<教育>教育委員会の廃止が国民に問う覚悟
藤原和博
65p
<社会保障>BIの導入で弱者保護を第一に
波頭 亮
68p
<経済政策>残る課題は円高&デフレ是正
安達誠司
71p
<外交防衛>集団的自衛権への無配慮に違和感
谷口智彦
74p
<憲法改正>首相公選制と一院制という特効薬
小林 節
77p
単独過半数奪取で役所を根本から変える
松井一郎
80p



世界経済は甦るか
QE3はベストな選択
P・クルーグマン
137p



【特集】「新興国市場」で勝ち続ける法
「擦り合わせ」がグローバル戦略の強みとなる時代
志賀俊之/取材・構成:片山 修
98p
現地の「肌感覚」に合わない高品質商品は売れない
高原豪久/取材・構成:内田裕子
106p
「建機」から「情報通信網」で勝負するビジネスへ
坂根正弘/取材・構成:長田貴仁
114p



米日が凋落するオバマ再選
日高義樹
128p
「次代を担うIT起業家」四人の肖像(後編)
速水健朗
170p
「原発は嫌だ。でも値上げも嫌だ」論の愚昧
澤 昭裕
188p
書評インタビュー
『三十三年の夢』
柳本卓治
92p
民主主義の堕落
勝田吉太郎
154p
反日デモで決壊する中国
福島香織
146p
時代を拓くコンセプト
「ときどき無性に、手づくりサイズの芝居をやりたくなるんです」
佐々木蔵之介/聞き手:五十川晶子
22p
この著者に会いたい!
「在特会は、『いまの日本の気分』をわかりやすく表わしたものなんです」
安田浩一/聞き手:仲俣暁生
86p
彦にゃんの憂国ついーと〈23〉
反日カードのメリット
島田雅彦
32p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈国内政治〉
自民党・谷垣体制の功罪
菅原 琢
36p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈生活社会〉
幸福度の政策的な追求は疑問
山形浩生
38p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈科学医療〉
出生前診断を受けない自由を守れ
最相葉月
40p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈スポーツ〉
日本人の貧しきメダル至上主義
杉山茂樹
42p
世の流行にひとこと言わせて!〈32〉
リンパドレナージュ健康法
さかもと未明
122p
海堂尊、医療最前線をゆく〈19〉
MRI
海堂 尊
218p
巻頭の言葉〈11〉
なぜロムニーは伸び悩んでいるか
橋爪大三郎
19p
ローソン思考〈4〉
新卒社員は女性が五割
財部誠一
196p
「バブルを知らない世代」の幸福論〈6〉
[ゲスト]今野晴貴
田原総一朗
208p
オックスフォード留学記〈第7回〉
アフタヌーンティーを女王陛下と
彬子女王
228p
大宰相・原敬〈第71回〉
皇太子の婚姻問題
福田和也
234p
私日記〈第155回〉
時には白く時には黒く
曽野綾子
242p
平成始末〈第35回〉
負けじ魂の和平路線
山折哲雄
250p
クールジャパン・次代の旗手〈35〉
[鴻池朋子]
川島蓉子
7p
語り継ぎたい「モノがたり」〈23〉
ダッフルコート
村上陽一
10p
「凛たる女性」の肖像〈23〉
今井祐子
撮影/遠藤 宏
13p
Killerフレーズ
時代を斬る!論点

1p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

126p
Voiceステージ
編集者の観劇メモ

127p
Voiceブックス
編集者の読書日記

224p
Voiceレター
読者の感想&意見

226p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。