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Voice 2012年12月号
今月号の読みどころ
9月中旬、わが国の尖閣諸島国有化に反発した中国で反日デモが勃発。パナソニックやイオン、平和堂などの日本企業が襲われる映像に、多くの日本国民はショックを受けました。そこから何を学び、どのような対策を講じればいいのでしょうか。今月は「『反日』に負けない日本経済」との総力特集を組み、マクロ経済分析から日本企業の針路について提言しています。また、特集では尖閣諸島での日中の諍いに対して、日米同盟がどうなるか、今後の行方を探っています。自主防衛の必要性を唱えた「日米同盟を『破棄』せよ」との過激なメッセージから、「いまこそ国際世論を味方につけよ」との現実的な意見までを掲載しています。ぜひご一読ください。
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今月号の目次
【総力特集】「反日」に負けない日本経済
傷ついた日本ブランド・復活の条件 |
遠藤 功 |
42p |
日本なくして中国人の生活は成り立たない |
福島香織 |
50p |
「中国に頼らない」景気回復は可能か |
上野泰也 |
58p |
自動車、航空機産業は日本の独壇場 |
長谷川慶太郎 |
66p |
相手国の「よきインサイダー」になりきる覚悟 |
津賀一宏/取材・構成:片山 修 |
74p |
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アメリカは新大統領で立ち直るか |
ジェフリー・サックス |
146p |
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【特集】尖閣衝突・アメリカは日本を守るか
日米同盟を「破棄」せよ |
伊藤 貫〈対談〉福山 隆 |
90p |
「国家安全保障基本法」の制定を急げ |
石破 茂 |
100p |
いまこそ国際世論を味方につけよ |
薮中三十二 |
110p |
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この半期で結果を出す |
平井一夫/取材:片山 修 |
126p |
悩めるリーダーはSFに学べ |
押井 守/夏野 剛 |
136p |
報じられない「火力発電頼み」の限界 |
夏目幸明 |
168p |
所功氏の浅薄な女性宮家創設論 |
竹田恒泰 |
157p |
時代を拓くコンセプト 「役者が『闘う』のではなく『作用し合う』と、作品も強くなるんです」 |
長塚圭史/聞き手:五十川晶子 |
20p |
この著者に会いたい! 「結局、日本人にとって重要なものは『空気』と『水』と『米』だったんです」 |
原田マハ/聞き手:仲俣暁生 |
84p |
彦にゃんの憂国ついーと〈終〉 ノーベル賞 |
島田雅彦 |
30p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈国内政治〉 みんなの党が抱えるジレンマ |
菅原 琢 |
34p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈生活社会〉 メイカーズ運動の衝撃 |
山形浩生 |
36p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈科学医療〉 世紀の大誤報とメディアの責任 |
最相葉月 |
38p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈スポーツ〉 「コメント重視」報道の弊害 |
杉山茂樹 |
40p |
世の流行にひとこと言わせて!〈終〉 再生JALの心意気 |
さかもと未明 |
120p |
海堂尊、医療最前線をゆく〈20〉 アートで心を癒す |
海堂 尊 |
210p |
巻頭の言葉〈終〉 日本維新の会の危険性 |
橋爪大三郎 |
17p |
ローソン思考〈5〉 MO戦略の狙い |
財部誠一 |
197p |
「バブルを知らない世代」の幸福論〈7〉 [ゲスト]古市憲寿 |
田原総一朗 |
186p |
オックスフォード留学記〈第8回〉 英国の電車の思い出あれこれ |
彬子女王 |
226p |
大宰相・原敬〈第72回〉 加藤高明 |
福田和也 |
232p |
私日記〈第156回〉 怠けものの椅子 |
曽野綾子 |
240p |
平成始末〈第36回〉 持久戦をたたかう覚悟 |
山折哲雄 |
248p |
クールジャパン・次代の旗手〈36〉 [渡邉康太郎] |
川島蓉子 |
5p |
語り継ぎたい「モノがたり」〈24〉 ベルト |
村上陽一 |
8p |
「凛たる女性」の肖像〈24〉 大塚泰子 |
撮影/遠藤 宏 |
11p |
Killerフレーズ 時代を斬る!論点 |
1p |
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Voiceシネマ 編集者の映画三昧 |
124p |
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Voiceステージ 編集者の観劇メモ |
125p |
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Voiceブックス 編集者の読書日記 |
216p |
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Voiceレター 読者の感想&意見 |
218p |
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年間Contents 二〇一二年・目次一覧 |
220p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。