Voice
発売日
2013年9月10日
税込価格
713円
(本体価格648円)
バックナンバー

Voice 2013年10月号

今月号の読みどころ

韓国の暴走が止まりません。慰安婦像をソウルの日本大使館前に設置したり、なぜかアメリカでも反日活動を活発化させています。また、戦時徴用された韓国人らが、いまになって新日鐵住金を訴え、なぜか勝訴したりと、日本人は驚き呆れてしまいます。総力特集では「韓国を叱る」と題し、屋山太郎氏と室谷克実氏の対談をはじめ、黒田勝弘氏や三橋貴明氏など、韓国通の論客たちに昨今の隣国の動きを分析していただきました。第二特集では、東日本大震災以後、特に国民の信頼度が上がった自衛隊の実力をさまざまな面から論じています。参議院議員の佐藤正久氏と元陸将の福山隆氏の対談や元航空幕僚長の田母神俊雄氏の論考、また現役米海兵隊大尉へのインタビューも読み応え十分です。さらに、巻頭ではアベノミクスへのメッセージとして、作家の幸田真音氏が「高橋是清に学ぶ命懸けの出口戦略」を紹介し、日本経済の今後の課題を端的に示しています。今月号より、直木賞候補でもある人気作家の伊東潤氏による歴史小説「武士の碑(いしぶみ)」がスタートしています。各界を代表する論客の力作を揃えましたので、ぜひご一読お願いいたします。
公式サイト

今月号の目次

総力特集:韓国を叱る
中国属国化で自滅する韓国
屋山太郎[対談]室谷克実
38p
「慰安婦とハルキ」に見る日韓の深い溝
黒田勝弘
50p
「サムスン共和国」の崩壊が始まった
三橋貴明
60p
反日訴訟で日本企業は撤退する
拳骨拓史
70p
中国も呆れる熱狂ファシズム
呉 善花[対談]石 平
80p



時代を拓くコンセプト
高橋是清に学ぶ「命懸け」の出口戦略
幸田真音
18p



特集:自衛隊の底力
元・自衛官を政府中枢に登用せよ
佐藤正久[対談]福山 隆
90p
米海兵隊と自衛隊はともに戦う
ケイリブ・イームス/取材・構成:タカ大丸
102p
新防衛大綱で強くなる日本
田母神俊雄
114p



靖国の神学・私論(後編)
靖国参拝の国民運動化を
小川榮太郎
125p
「女性の活用」は台湾に学べ
李 登輝
134p
消費増税延期論は単なるポピュリズム
小幡 績
139p
“話題の本”の著者が語る!
『公民教科書検定の攻防』
小山常実
162p
第三次石油危機に備えて原発再稼働を急げ
池田信夫
183p
〈新連載 小説〉武士の碑 西郷隆盛と西南戦争
第1回 南洲下野
伊東 潤
149p



この著者に会いたい
「二本の足で経つことはできた。次は歩き出すための靴を履きたい」
坂口恭平/聞き手:仲俣暁生
166p
ニッポン新潮流〈国内政治〉
「安保ハト・自由貿易」政党の可能性
菅原 琢
28p
ニッポン新潮流〈経済政策〉
「デフレ脱却」の定義を決めよう
飯田泰之
30p
ニッポン新潮流〈生活社会〉
青空文庫プロジェクトの成果
山形浩生
32p
ニッポン新潮流〈科学医療〉
報じられなかったiPS細胞論争
最相葉月
34p
ニッポン新潮流〈スポーツ〉
大学クラブがJリーグに参加する日
杉山茂樹
36p
「日本が好き」といえる時代〈最終回〉
国を愛すれば日本は輝きわたる
竹田恒泰
191p
絶対貧困と相対貧困〈第6回〉
犯罪組織が「必要悪」とされる社会
石井光太
204p
汝の隣人を愛せ〈第10回〉
平和憲法は日本人の経典か
島田雅彦
214p
海堂尊、医療最前線をゆく〈30〉
放射線技師とAi
海堂 尊
220p
巻頭の言葉〈10〉
アラブの苦境とエジプトの政変
山内昌之
15p
オックスフォード留学記〈第18回〉
お雑煮とスコーン
彬子女王
226p
覚醒するクラシック〈第4回〉
ヴァイオリン協奏曲
百田尚樹
231p
私日記〈第166回〉
統率的部分の健全さ
曽野綾子
236p
平成始末〈第46回〉
「科学者」たちの倫理的責任
山折哲雄
246p
友アートを訪ねて〈9〉
[ディオニュソス・モザイク]
原田マハ
6p
「凛たる女性」の肖像〈34〉
Hanae
撮影/遠藤 宏
9p
Killerフレーズ
時代を斬る!論点

1p
Voiceブックス
編集者の読書日記

172p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

173p
Voiceレター
読者の感想&意見

244p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。