Voice
発売日
2016年9月10日
税込価格
794円
(本体価格722円)
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Voice 2016年10月号

今月号の読みどころ

総力特集は、「国体の危機」を超えて。8月8日、天皇陛下がご自身のお気持ちを述べられたビデオメッセージを発せられた。陛下のご意向を尊重し、皇室の未来について、慎重な議論を続けていかなければならない。皇室典範の改正などについても、これから議論が始まるだろう。そこで、あらためて歴史を参照しつつ、いかに皇統を維持するかについて、識者に意見を求めた。日本の国体とは何かを考えるためのよい機会でもある。特集は、これでいいのか、アベノミクス。日銀がマイナス金利を導入しても、いっこうにデフレから脱却する気配がない。老人は生活不安におびえ、将来の見通しの暗さから、若者の未婚率は上昇する一方だ。これまでの経済政策の問題は?日本の場合、カギを握るのは、やはり「高齢者の活用」かもしれない。
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今月号の目次

特別寄稿
日台連携で世界市場へ
李登輝
22p
総力特集:「国体の危機」を超えて
日本史上かつてないお言葉
櫻井よしこ
46p
摂政がやはり最善
渡部昇一
54p
《皇統の安定と永続》の議論を
秦澄美枝
60p
戦前の昭和天皇と皇室の真実
水間政憲
72p



保田與重郎と萬葉集
小川榮太郎
194p



特集:これでいいのか、アベノミクス
六十代後半の「出番」だ
駒村康平
105p
リフレ政策を再起動させよ
片岡剛士
114p



上杉鷹山に学ぶ復興の精神
童門冬二vs村井嘉浩
122p
日本にある無限の資源とは〈再録〉
松下幸之助
204p
ヒラリーで大暴走するアメリカ
日高義樹
134p
原発再稼働に関する世論調査は信用できるのか
山本隆三
144p
広島大学の挑戦 世界トップ100へ
山下柚実
171p
新連載 日本人の《商いの心》を探る Ⅰ
呉 善花
187p
尖閣&北の暴発
日本の尖閣認識はアメリカ以下だ
古森義久
80p
尖閣&北の暴発
第二次朝鮮戦争の前触れ
潮 匡人
88p
特別インタビュー
不景気にこそ落語を楽しむ
三遊亭小遊三
152p
プリンス〈第4回〉
第一章 チェンジ(2)
真山 仁
219p
超韓流猫コリにゃん 最終話
韓国五千年の歴史!
室谷克実[原案]/諸星惣一郎[漫画]
211p
日本構想フォーラム
優しい社会を、小さな政府で
山崎 元
160p
ニッポン新潮流〈歴史論争〉
チャーチルの書は信用できるか
渡辺惣樹
38p
ニッポン新潮流〈政治外交〉
リアリズム時代の幕開け
三浦瑠麗
40p
ニッポン新潮流〈経済政策〉
短期経済政策が「未来への投資を実現する」
飯田泰之
42p
ニッポン新潮流〈生活社会〉
『ポケモンGO』は世界を逆転させる
山形浩生
44p
しぶといやつ〈第10回〉
第三章 捲土重来(2)
幸田真音
232p
覚醒するクラシック〈第40回〉
春の祭典
百田尚樹
241p
巻頭言〈第22回〉
永遠の杜
養老孟司
19p
私日記〈第201回〉
道楽としての整理
曽野綾子
30p
平成始末〈第82回〉
ロボリンピック
山折哲雄
250p
友(アート)を訪ねて〈31〉
オーギュスト・ロダン
文/原田マハ
8p
凜たる女性〈70〉
秋元才加
撮影/遠藤 宏
13p
Keyフレーズ
時代を斬る!論点

1p
Voiceブックス
編集者の読書日記

246p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

247p
Voiceレター
読者の感想&意見

248p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。