Voice
発売日
2017年3月10日
税込価格
794円
(本体価格722円)
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Voice 2017年4月号

今月号の読みどころ

総力特集は「日米蜜月の嘘」。2017年2月に安倍晋三首相がアメリカへ飛び、トランプ氏の別荘での夕食会に加え、ゴルフコースを一緒に回るなど「おもてなし」を受けた。だが、この歓待があとで「高くつく」ことはないか。中西輝政先生、日下公人先生、丸谷元人先生、津上俊哉先生に、日米中の最新事情と「本音」を探っていただく。

特集「メディア嫌い」では、内外マスコミの嫌日ぶりを古森義久先生とアール・キンモンス先生、潮匡人先生、伊藤貫先生が指弾。巻頭インタビューは、福島県の南相馬市立総合病院で勤務経験をもつクレア・レポード氏が登場。「フクシマの風評被害を止めたい」との痛切な願いを語り、私たち日本人に同朋への思いを呼び起こさせてくれる。

さらに、李英和先生が金正男暗殺の理由を徹底解読。加えて2012年、韓国の窃盗団に仏様を盗まれた観音寺の田中節孝・前住職を直撃。韓国側の所有を認めた大田地裁判決の無法、日本側の「理」を語っていただいた。
公式サイト

今月号の目次

巻頭インタビュー
フクシマの風評被害を止めたい
クレア・レポード
18p
総力特集:日米蜜月の嘘
米国は100%後方支援だけ
中西輝政
42p
商売の発想で何が悪い 
日下公人
56p
トランプ政権に襲いかかる米諜報機関
丸谷元人
64p
米中貿易戦争は「対岸の火事」ではない
津上俊哉
70p



金正男暗殺は地獄の始まり
李 英和
112p
特集:メディア嫌い
まだいうか、安倍ファシズム
古森義久&E・キンモンス
78p
トランプ報道の「嘘八百」
潮 匡人
86p
日本構想フォーラム 「リベラル派」の裏切り
伊藤 貫
94p



韓国よ、仏像を返しなさい
田中節孝
104p
皇位継承は男系に限る
小林 節
130p
理想だけでは語れない難民問題
墓田 桂
139p
日本の大学スポーツ新時代
吉田良治
148p
「日本は労働生産性が低い」の嘘
田中秀臣
156p
SPEEDIはなぜ廃止されたのか
澤田哲生
164p
戦争とテロを分かつもの
上島嘉郎
184p
特別対談
何でも「反対」では平和は守れない
石 平&千葉麗子
120p
プリンス〈第10回〉
第二章 暗殺(4)
真山 仁
209p
生活改善から始める認知症対策
菅原洋平
193p
不寛容化する日本
岩波 明
201p
若きビジネスマン諸君へ
松下幸之助
238p
ニッポン新潮流〈歴史論争〉
英米の領土紛争――知られざる豚戦争
渡辺惣樹
34p
ニッポン新潮流〈政治外交〉
トランポノミクスが好景気をもたらす
三浦瑠麗
36p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
三・一一から六年 福島問題の配置図
開沼 博
38p
西南、南西、テレビ風(6)
横須賀の「スカジャン」魂
結城豊弘
40p
著者に聞く
『日米開戦と情報戦』
森山 優
171p
しぶといやつ〈第15回〉
第四章 苦尽甘来(3)
幸田真音
220p
覚醒するクラシック〈第46回〉
美しき青きドナウ
百田尚樹
229p
巻頭言〈第28回〉
意味を問う
養老孟司
15p
私日記〈第207回〉
健康な病人
曽野綾子
26p
友(アート)を訪ねて〈37〉
小磯良平
文/原田マハ
6p
凛たる女性〈76〉
香川愛生
撮影/遠藤 宏
9p
Keyフレーズ
時代を斬る!論点

1p
Voiceブックス
編集者の読書日記

234p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

235p
Voiceレター
読者の感想&意見

236p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。