雑誌
Voice 2017年5月号
今月号の読みどころ
いま北朝鮮と韓国に何が起きているのか。アメリカでは現在、「北朝鮮はアメリカの忍耐を超えた」との見方が広がっている。金正恩委員長は「米軍の作戦地域を全面的かつ実際に攻撃する確実な能力を手に入れた」と公言し、長距離弾道ミサイル用のロケットエンジン燃焼実験を強行。トランプ大統領の怒りの火に油を注いでいる。他方、韓国では「従北」勢力の煽ったデモで朴槿惠大統領が退陣。「アジア最大の火薬庫」である朝鮮半島の混乱を百田尚樹先生、上念司先生、呉善花先生ほか有識者が読み解く。巻頭特別企画「どこへ行く、日本農業」では日本政治のホープ・小泉進次郎氏が登場。自民党農林部会長として、東京五輪に向けた農産物の国際認証取得を切り札に日本農業の改革に挑む。
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今月号の目次
巻頭特別企画:どこへ行く、日本農業
東京五輪で農業を変える |
雜賀慶二&小泉進次郎 |
20p |
主役は農協ではなく生産者 |
青山浩子 |
30p |
総力特集:半島大乱
トランプの核が落ちる日 |
百田尚樹&上念 司 |
54p |
韓国「従北」路線の悪夢 |
呉 善花 |
66p |
シミュレーション 金正恩急襲と対日報復 |
北村 淳 |
74p |
打ち砕かれる習近平の野望 |
近藤大介 |
84p |
驚愕の北朝鮮スパイ工作史 |
拳骨拓史 |
92p |
X国のテロから首相を守るには |
福田 充 |
100p |
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地政学から見る「トランプ・ドクトリン」 |
篠田英朗 |
108p |
習近平は毛沢東になれるか |
矢板明夫 |
116p |
ミレニアル世代のアメリカ |
横江公美 |
124p |
「魅力度最下位」茨城の逆襲 |
岡村 青 |
140p |
豊洲移転騒ぎの愚かさ |
岩田 温 |
148p |
サイコパスは生まれつきか |
小浜逸郎 |
156p |
高齢福祉も多様化と高品質化の時代 |
遠藤正一 |
164p |
特別企画
アクティブシニアで地方創生 |
松田智生 |
132p |
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プリンス〈第11回〉 第二章 暗殺(5) |
真山 仁 |
212p |
「米国第一主義」は何をもたらすのか |
翁 百合 |
186p |
ニッポンの匠〈第3回〉 南部杜氏 |
早坂 隆 |
196p |
政治に歪められた映画たち |
瀬戸川宗太 |
205p |
新たな人間観の確立を |
松下幸之助 |
240p |
ニッポン新潮流〈歴史論争〉 大西洋会談とルーズベルトの不倫旅行 |
渡辺惣樹 |
46p |
ニッポン新潮流〈政治外交〉 本質は予算に宿る |
三浦瑠麗 |
48p |
ニッポン新潮流〈現代社会〉 不毛な「民衆」探しゲームを越えて |
開沼 博 |
50p |
西南、南西、テレビ風⑦ 日本の救助飛行艇が世界のカモメになる日 |
結城豊弘 |
52p |
著者に聞く 『なぜ中韓はいつまでも日本のようになれないのか』 |
石 平 |
173p |
しぶといやつ〈第16回〉 第四章 苦尽甘来(4) |
幸田真音 |
222p |
覚醒するクラシック〈第47回〉 皇帝 |
百田尚樹 |
231p |
巻頭言〈第29回〉 コンピュータ様 |
養老孟司 |
17p |
私日記〈第208回〉 忘れるための月日 |
曽野綾子 |
38p |
友(アート)を訪ねて〈38〉 香月泰男 |
文/原田マハ |
8p |
凛たる女性〈77〉 北条かや |
撮影/遠藤 宏 |
11p |
Keyフレーズ 時代を斬る!論点 |
1p |
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Voiceブックス 編集者の読書日記 |
236p |
|
Voiceシネマ 編集者の映画三昧 |
237p |
|
Voiceレター 読者の感想&意見 |
238p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。