Voice
発売日
2018年6月9日
税込価格
794円
(本体価格722円)
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Voice 2018年7月号

今月号の読みどころ

いままでの強硬発言が嘘のように、和平に乗り出した北朝鮮の金正恩委員長。韓国の文在寅大統領や米国のトランプ大統領との会談で「南北統一」の期待も高まるが、実際はどうなのか。非核化や拉致問題、日米関係を決める重大局面の底を覗く。特集は「企業と銀行の格差」。メガバンク大リストラの時代、銀行と企業の生き残り策とは。特別インタビューとして著書『銃・病原菌・鉄』が日本で話題を呼んだジャレド・ダイアモンド教授が登場。何と「日本の定年制」について語る。さらに、映画批評の頂点に立つ蓮實重彦氏の「たばこと映画」をめぐるインタビューを見逃してはならない。
公式サイト

今月号の目次

特別インタビュー
日本の定年制は邪悪な制度
ジャレド・ダイアモンド
18p
総力特集:南北統一の茶番劇
北朝鮮の非核化は不可能だ
櫻井よしこ&洪ヒョン
44p
「韓流ドラマ」に騙されたアメリカ
呉 善花&石 平
56p
拉致被害者奪還の正念場
島田洋一
66p
文在寅のアキレス腱を断て
拳骨拓史
74p
「安倍外交は成果ゼロ」に反論する
田北真樹子
82p
特集:企業と銀行の格差
初任給四〇万円! 日本の若者を狙う中国企業
近藤大介
90p
生き残る銀行、消える銀行
浪川 攻
98p
日本構想フォーラム 人手不足が「移動」と「成長」を促す
飯田泰之
106p



トランプが加速させる中東複合危機
山内昌之
114p
医療報道をめぐる嘘
村中璃子
122p
日米でこんなに違う「銃への恐怖」
大野和基
130p
ふるさと投票のすすめ
西川一誠
138p
シンポジウム 働き方を雇用から変える
冨山和彦/青野慶久/北野泰男/日比谷尚武
146p
映画にとってたばことは何か
蓮實重彦
204p
日本は世界最古の民主国(2)
フランス革命は人類の汚点
竹田恒泰
158p
パラアスリートの肖像(11)
ジレンマを生きる 後編
山田清機
184p
プリンス〈第25回〉
第六章 決断(1)
真山 仁
215p
ニッポンの匠〈第10回〉
大島紬
早坂 隆
196p
アカデミー賞の袋小路
瀬戸川宗太
167p
ニッポン新潮流〈歴史論争〉
チャーチルと原爆
渡辺惣樹
34p
ニッポン新潮流〈政治外交〉
米国後退、遠のく中東和平
三浦瑠麗
36p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
コミュニティ論の再考
開沼 博
38p
ニッポン新潮流〈日本文化〉
独自性を「言挙げ」すべき時
舘鼻則孝
40p
西南、南西、テレビ風21
中国地方の最高峰、大山の魅力
結城豊弘
42p
著者に聞く
『告白』
旗手啓介
238p
しぶといやつ〈第29回〉
第八章 万物斉同(1)
幸田真音
226p
巻頭言〈第7回〉
「官僚自治」連合王国の崩壊
宮家邦彦
15p
私日記〈第222回〉
板門店の青い橋
曽野綾子
26p
文明之虚説〈第7回〉
岩倉使節団のこと
渡辺利夫
246p
土木を撮る〈3〉
八ッ場ダム
写真・文/西山芳一
6p
凛たる女性〈91〉
菅本裕子
撮影/遠藤 宏
9p
Keyフレーズ
時代を斬る!論点

1p
Voiceブックス
編集者の読書日記

242p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

243p
Voiceレター
読者の感想&意見

244p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。