Voice
発売日
2023年9月6日
税込価格
880円
(本体価格800円)
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Voice 2023年10月号

今月号の読みどころ

まもなく発足2年を迎え、内閣改造が予定されている岸田政権。5月のG7広島サミットに関しては高く評価されましたが、それ以降は支持率が低迷し、調査によっては20%台にまで落ち込んでいます。岩盤保守層からも反発されるなど正念場を迎えていることは間違いないでしょう。今月号の特集1では、防衛費財源問題やLGBT法、さらには移民受け入れや「新しい資本主義」などのテーマをふまえて、今後の日本の国の在り方を左右する問題について、「保守」が問うべきことを考えます。「継承すべき安倍政権の国家観」を語る菅義偉前総理のほかにも、「過剰なリベラリズム」に侵された欧米からの教訓を指摘する英国人ジャーナリストのダグラス・マレー氏のインタビューを掲載しています。
第2特集は「若者たちはこう生きる」。「ゆるい職場」「読書離れ」「推し文化」などをキーワードに、若者の実態を浮き彫りにしました。そのほか、リベラルアーツや宗教の役割を縦横無尽に語り合った五木寛之氏と森本あんり氏の特別対談や、直木賞を受賞した垣根涼介氏の巻頭インタビュー「なぜいま『足利尊氏』なのか」にも、ぜひご注目ください。
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今月号の目次

特集1:岸田政権に任せられるか
継承すべき安倍政権の国家観
菅 義偉
38p
「過剰なリベラリズム」と欧米の教訓
ダグラス・マレー
48p
防衛費財源問題は浜口内閣に学べ
井上寿一
56p
LGBT法が示した「令和の国会」の危うさ
與那覇潤
64p
「国際化」から考える移民受け入れ
施 光恒
74p
「新しい資本主義」の〈その先〉へ
大澤真幸
82p
「ネオ五五年体制」は長期化するか
山本健太郎
90p
「敗戦国の保守」の宿命
新保祐司
98p
特集2:若者たちはこう生きる
世代間対立に潜む「正義の独善」
萱野稔人
126p
若手社員が辞めない職場とは
古屋星斗
134p
「若者の本離れ」というウソ
飯田一史
142p
Z世代の強かな「メリハリ消費」
長田麻衣
150p
「推し」のためならテレビを観る
道満綾香
159p
連載 ほか
イノベーションと「保守」の意外な関係
楠木 建
118p
対話する人間を見つめ直す
納富信留
208p
音楽の「気づき」が人を変える
西川貴教
216p
特別対談
宗教は「学ぶ」ものではない
五木寛之&森本あんり
106p
巻頭インタビュー
なぜいま「足利尊氏」なのか
垣根涼介
18p
台湾有事シミュレーション〈2〉
諸施設の利用と民間企業の協力
峯村健司
166p
「中国嫌い」のための中国史〈3〉
元寇
安田峰俊
184p
大人の国語力が危ない〈終〉
国語力を悪用する人たち
石井光太
192p
アイスランドが貫く「小国の戦略」
北川靖彦
200p
70点を継続できればいい
ロザン
224p
令和の事業家
「短尺動画」がジャーナリズムを変える
廣瀬智之
232p
ニッポン新潮流〈歴史論争〉
EUは言論統制のカオス
渡辺惣樹
28p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
無視は許されない大学ランキング
西田亮介
30p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
スポーツとまちづくり
藤村龍至
32p
地域から日本を動かす〈18〉
芸術の力・一期一会の圧倒的な迫力
結城豊弘
34p
令和の人文アニメ批評〈14〉
『君たちはどう生きるか』
渡邉大輔
236p
歴史家の書棚〈39〉
万城目学『八月の御所グラウンド』石島亜由美『妾と愛人のフェミニズム』
奈良岡聰智
240p
巻頭言〈33〉
若者が挑戦する後押しを
長谷川眞理子
15p
文明之虚説〈70〉
人材抜擢
渡辺利夫
246p
今そこにある近代〈終〉
李鴻章道
写真・文/門井慶喜
1p
Wonder People〈34〉
「海」という名の広大な荒野
写真・文/佐藤健寿
8p
令和の撫子〈53〉
シオリーヌ 
撮影/吉田和本
11p
Voiceブックス
編集者の読書日記

242p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

243p
Voiceレター
読者の感想&意見

244p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。