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Voice 2026年6月号
今月号の読みどころ
2026年現在、世界は「AIバブル」のただ中にあると言われています。AIエージェントや現実世界でロボットなどを動かすフィジカルAIなど、AIに関する新たな技術が加速度的に進化しており、昨今のアメリカ・イスラエルによるイランへの攻撃でも、AIが軍事利用されたことが大きな注目を集めました。また昨年には中国のDeepSeekが公開したAIが世界市場を動揺させたことも記憶に新しいでしょう。米中の開発競争は一段と激化するなど大国が技術覇権を競う一方で、日本においてはこの領域では投資規模が出遅れており、世界に取り残されているという議論も少なくありません。AIバブルのいま、日本の「勝ち筋」をどこに見出すべきなのでしょうか。本特集では、世界から注目されるSakana AI共同創業者の伊藤錬COOと森聡教授の対談や、冨山和彦氏による論考のほか、『半導体戦争』が話題を呼んだクリス・ミラー氏の独占インタビューなどを掲載しています。特集2は「二人の強権者」。5月半ばに首脳会談を控える米中両首脳の行動原理を読み解きます。そのほか、NTTの澤田純会長と岩尾俊兵准教授による巻頭対談のほか、筒井清忠氏の特別寄稿「『総選挙大勝内閣』の一考察」も必読。
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今月号の目次
特集1:AIバブルの光と影
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日本の活路を拓く「新たなソフトパワー」―AIが変える「国力」の定義 |
伊藤 錬&森 聡 |
40p |
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AXで地方から甦る日本の経済戦略 |
冨山和彦 |
52p |
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投資過熱で問われる「勝てる企業」の条件 |
クロサカタツヤ |
62p |
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AIスタートアップが見据える将来 |
小田志門 &洛西一周 |
70p |
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ホワイトカラー黙示録の到来―雇用はどう変わるか? |
井上智洋 |
80p |
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迫る「二〇二六年問題」に見出す可能性 |
篠﨑彰彦 |
88p |
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人工知能が引き起こす「第三の軍事革命」 |
長島 純 |
96p |
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シンギュラリティを迎える世界の行方 |
今井翔太 |
104p |
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米中競争の帰結はデカップリングではない |
クリス・ミラー |
112p |
特集2:二人の強権者 世界を揺るがす米中の論理
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トランプという「ぶち壊し屋」の原点 |
村田晃嗣 |
134p |
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イラン攻撃をめぐるMAGA派の「漂流」 |
宮田智之 |
142p |
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独裁者の不安と憂鬱―中国共産党権力闘争史 |
李 昊 |
150p |
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「習近平一強」の影に韓非子あり |
桃井裕理 |
158p |
巻頭対談
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GAFAMを超える思想はあるか |
澤田 純 &岩尾俊兵 |
16p |
特別寄稿
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「総選挙大勝内閣」の一考察―日本近現代史に見る |
筒井清忠 |
182p |
連載 ほか
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「21世紀版ウェストファリア体制」を築け |
カーティス・ヤーヴィン |
122p |
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民主主義が「破壊」されたベナンの危機 |
ゾマホン・ルフィン |
166p |
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「仕事」とは何か〈3〉 仕事は思い通りにならない |
楠木 建 |
196p |
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【トランプ2.0、翻弄される世界を歩く】〈5〉 ドイツ |
岡部 伸 |
206p |
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デジタル・パターナリズムと優しい専制―アルゴリズム国家の誕生 |
島澤 諭 |
218p |
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柔軟な働き方が右肩下がりの社会を救う |
三原邦彦 |
227p |
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著者に聞く 「私は私」を取り戻すために |
鴻巣 麻里香 |
234p |
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ニッポン新潮流〈現代社会〉 「折り合いをつける道」の政治的再評価 |
西田亮介 |
28p |
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ニッポン新潮流〈教育企業〉 「自分を大事に」働くとは?──「怠け者女子の仕事」論への違和感 |
勅使川原 真衣 |
30p |
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ニッポン新潮流〈都市文化〉 ホルムズ海峡の危機と現代建築 |
藤村龍至 |
32p |
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ニッポン新潮流〈現代思想〉 「居場所」を実感できることの包摂性と排除性 |
谷川嘉浩 |
34p |
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地域から日本を動かす〈50〉 万博レガシーが続くのは面白い |
結城豊弘 |
36p |
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歴史家の書棚〈71〉 『日本歴史』編集委員会 編『日本史のなかの酒』 |
奈良岡 聰智 |
238p |
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巻頭言〈2〉 小泉八雲とカークの共鳴 |
会田弘継 |
13p |
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ホモ・ルーデンスの諸相〈2〉 人類は歴史に学べるのか |
本村凌二 |
244p |
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大学生が見つけたしあわせ〈5〉 写真は手紙 |
1p |
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昭和ユートピア〈6〉 角田ガクブチ店 |
写真・文/平山 雄 |
6p |
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令和の撫子〈85〉 erinco ジムインストラクター/モデル |
撮影/吉田和本 |
9p |
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Voiceブックス 編集者の読書日記 |
240p |
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Voiceシネマ 編集者の映画三昧 |
241p |
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Voiceレター 読者の感想&意見 |
242p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。








