雑誌
Voice 2007年12月号
今月号の読みどころ
本号の特集「大丈夫か!これからの日本」では、党利党略のみで与野党が動き、国家の軸が失われた日本の行方に警鐘を鳴らしております。評論家の西尾幹二氏は、経済で急接近する米中両国に対し、外交戦略のない日本は自由を奪われたと論じ、ジャーナリストの鈴木弘一氏は、福田内閣下で始まった、公務員改革阻止を狙う官僚の悪だくみをレポートしています。"日本崩落"へ向かう流れをどう食い止めるか。ご一読頂ければ幸いです。
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今月号の目次
平成の日本画(12) 森村泰昌 |
椹木野衣 |
11p |
未来をつくる技術(12) 炭素繊維<東レ> |
文:志村幸雄 |
17p |
たくみの美(12) 萩焼/野坂康起 |
文:北康利/写真:柴田のりよし |
19p |
解剖学者の眼(最終回) 議論している場合か |
24p |
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巻頭の言葉 ヒラリー旋風への覚悟 |
古森義久 |
27p |
[21世紀の仕掛け人] 現代が求めたドストエフスキー |
翻訳家・亀山郁夫/取材・構成:松本良一 |
30p |
特集 大丈夫か!これからの日本
中国に奪われた自由 |
西尾幹二 |
40p |
ファンドの暴走から国益を守る |
金融担当大臣渡部善美原丈人 |
50p |
日米安保は崩壊寸前だ |
日高義樹 |
60p |
伝統は革新せずに保てない |
二宮清純〈対談〉堀紘一 |
68p |
哲学なき経営者の危険 |
伊丹敬之 |
78p |
やはり始まった!官僚の悪だくみ |
鈴木弘一 |
84p |
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アメリカ経済の大失敗 |
ジム・ロジャーズ |
90p |
サブプライム危機は怖くない |
大前研一 |
98p |
ニッポン新潮流 生活社会 給油の流用は当たり前だ |
山形浩生 |
108p |
ニッポン新潮流 経済産業 改革ブームの事後検証を |
若田部昌澄 |
108p |
特集Ⅱ 護憲論者は正気か?
激論!改憲派VS護憲派 |
上坂冬子(対談)鶴見俊輔 |
112p |
立花隆さんの護憲論に物申す |
高坂節三 |
124p |
九条改正だけでは不十分 |
金子将史 |
132p |
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地球温暖化に勝つ日本企業 |
長谷川慶太郎 |
138p |
原子力発電“常識の嘘” |
藤沢久美 |
144p |
エコカーを活かす新・石油燃料 |
吉田正寛 |
150p |
昭和三十年代の輝き |
徳岡孝夫 |
156p |
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「天皇の日本史」最終回 「祈る存在」としての二千年 |
竹田恒泰 |
162p |
メディア閻魔帳 基地と市民と『朝日新聞』 |
高山正之 |
182p |
この著者に会いたい 『蟹と彼と私』 |
荻野アンナ/聞き手:尾崎真理子 |
195p |
ベストセラー最前線 『道元禅師(上・下)』 |
井尻千男 |
201p |
企業家の一冊 『追悼 石橋信夫』 |
大和ハウス工業会長 樋口武男 |
206p |
ワンポイント書評 |
208p |
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よみがえる匠の国・日本 |
北康利〈対談〉北畑隆生 |
210p |
『パル判決書』と昭和の戦争 第6回 共同謀議はあったか |
渡部昇一 |
222p |
大宰相・原敬 第12回 韓愈 |
福田和也 |
230p |
私日記 第96回 二匹で充分 |
曽野綾子 |
240p |
ボイス往来 |
254p |
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巻末御免 検閲は、これをしてはならない |
谷沢永一 |
258p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。