雑誌
Voice 2008年2月号
今月号の読みどころ
膨大な1500兆円の個人資産を使い、経済をどう勢いづかせるか。大前研一氏は「外国人助っ人」を利用すれば、10年後には資産運用が日本の国技となり、国民の富は倍増すると述べる。一方、現在の国技である「モノづくり」についてトヨタの渡辺社長は、"圧倒的な技術開発力で、日本は世界最高の製品を作り続けられる"と断言する。さらに、「輸出産業としての農業」への挑戦をルポした財部誠一氏の力作など、日本経済の驚異的成長に向けたヒント満載の新春号です。
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今月号の目次
TOKYOファッション〈2〉 虎屋 |
川島蓉子 |
11p |
未来をつくる技術〈14〉 H-ⅡAロケット[三菱重工業] |
文:志村幸雄 |
15p |
進化する教育現場〈2〉 師友塾 |
和田秀樹 |
19p |
日本の事件簿〈2〉 巨悪の正体 |
高山正之 |
25p |
巻頭の言葉 いまだ日本は「政策後進国」 |
竹中平蔵 |
27p |
時代を拓く力 防衛省の「平和ボケ」を覚ます |
小池百合子/取材・構成:花岡信昭 |
30p |
特集・驚異的に成長する日本経済
個人資産倍増プラン |
大前研一 |
40p |
ヨーロッパに学ぶ元気な福祉国家 |
伊藤元重 |
66p |
「値上げ」繁栄論 |
藤巻健史 |
50p |
増税路線は「自爆テロ」だ! |
竹中平蔵〈対談〉ロバート・フェルドマン |
56p |
農業が輸出産業になる日 |
財部誠一 |
88p |
トヨタ流“究極の匠”の育て方 |
片山 修 |
74p |
モノづくりの質を日々高める |
渡辺捷昭 |
80p |
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なぜ東京でオリンピックか |
安藤忠雄〈対談〉竹村真一 |
132p |
特集Ⅱ・地域主権型道州制
中央集権を捨てるとき |
堺屋太一 |
96p |
霞が関解体計画 |
猪瀬直樹 |
114p |
北海道道州制特区の悲惨 |
永久寿夫 |
120p |
地方経済は道州制で強くなる |
池田弘一〈対談〉大久保尚武 |
104p |
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最高指導者の条件〈下〉 |
李登輝 |
152p |
江戸歌舞伎を受け継いで〈下〉 |
市川團十郎 |
162p |
創業四百年老舗企業の人づくり |
山田日登志〈対談〉岡本知彦 |
214p |
江戸の英知で地方を元気に |
鈴木淳雄 |
224p |
核エネルギー・現場の底力 |
藤沢久美 |
180p |
「日本論」の危うさ |
茂木健一郎 |
142p |
話題のテーマに賛否両論! 裁判員制度 |
橋下 徹/井上 薫 |
206p |
ニッポン新潮流〈スポーツ〉 最後のカリスマ星野仙一 |
二宮清純 |
126p |
ニッポン新潮流〈生活社会〉 中田英寿のあきれた自分探し |
山形浩生 |
128p |
ニッポン新潮流〈経済産業〉 日銀総裁人事は重要か |
若田部昌澄 |
130p |
この著者に会いたい 『ぼくの歌・みんなの歌』 |
森達也/聞き手:仲俣暁生 |
195p |
ワンポイント書評 |
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204p |
企業家の一冊 藤田 田著『超常識のマネー戦略』 |
石村賢一 |
202p |
ベストセラーと現代 ジャック・ケルアック著 池澤夏樹編『世界文学全集Ⅰ-01 オン・ザ・ロード』 |
川井龍介 |
200p |
思い出の人、思い出の時〈第2回〉 両親から学んだこと、娘達に伝えたいこと |
238p |
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『パル判決書』と昭和の戦争〈第8回〉 人種差別 |
渡部昇一 |
246p |
大宰相・原敬〈第14回〉 「官民相對スルノ道ヲ論ス」 |
福田和也 |
229p |
松下政経塾同宿記〈第7回〉 一〇〇キロ行軍 |
上坂冬子 |
254p |
ボイス往来 |
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270p |
私日記〈第98回〉 新米がおいしくなるおかず |
曽野綾子 |
262p |
巻末御免(278) 文学的修飾 |
谷沢永一 |
274p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。