雑誌
Voice 2008年3月号
今月号の読みどころ
株価下落、石油高騰……この逆境を打ち破れるか。ドイツ証券副会長の武者陵司氏は「日本株は買いだ」と銘打ち、“企業力は衰えておらず、臆病になった外人投資家も格安な日本株に必ず戻る”と断言する。一方、米国在住の起業家・原丈人氏は“ITシステムにも「省エネ」が求められる時代。新世代の機器を創る技術力は日本にある”と力強く語っている。その他、ビル・エモット氏による中国経済論、「バブル崩壊の大きな危険性」など、“渾身の力作”揃いの一冊です。
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今月号の目次
TOKYOファッション〈3〉 ±0 |
川島蓉子 |
11p |
未来をつくる技術〈15〉 顔認証システム[オムロン] |
文:志村幸雄 |
15p |
進化する教育現場〈3〉 日本公文教育研究会 |
大竹洋司〈対談〉和田秀樹 |
19p |
日本の事件簿〈3〉 責任のなすりつけ |
高山正之 |
25p |
巻頭の言葉 法人減税を「スーパー特区」で |
竹中平蔵 |
27p |
時代を拓く力 「万能細胞」で闘う日本 |
山中伸弥/取材・構成:最相葉月 |
30p |
特集・北京オリンピック後混迷する中国
バブル崩壊の大きな危険性 |
ビル・エモット |
40p |
貧しき超高齢社会 |
門倉貴史 |
64p |
東シナ海ガス田が奪われる日 |
中川昭一 |
58p |
現地ルポ 五輪精神は根付かない |
三河さつき |
72p |
文明放談 毛沢東主義に帰れ! |
養老孟司〈対談〉渡部昇一 |
48p |
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日本株は買いだ |
武者陵司 |
134p |
円高が金融危機を救う |
リチャード・クー |
126p |
特集Ⅱ・石油高騰は日本のチャンス
1バーレル100ドルに克つ技術革命 |
原 丈人 |
78p |
「脱・石油ビジネス」最前線 |
木村麻紀 |
104p |
EUに負けない! 日本の環境外交 |
橋爪大三郎 |
114p |
地球文明への条件 |
竹村真一 |
86p |
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財務省は経済成長が嫌い |
若田部昌澄 |
142p |
会社を強くする買収防衛論 |
津田倫男 |
214p |
武士道の敵は「司馬遼太郎」 |
菅野覚明 |
176p |
農業が輸出産業になる日 第2回 農協を叩き潰す流通革命 |
財部誠一 |
150p |
話題のテーマに賛否両論! 北方領土問題 |
田久保忠衛/岩下明裕 |
206p |
テーマエッセイ 男の子育て
自分自身を育てる |
荻原 浩 |
164p |
ダメなものはダメ |
川北義則 |
166p |
子育て主夫の悲劇 |
川口マーン惠美 |
168p |
子供の記憶は長い |
トニー・ラズロ |
170p |
懐古趣味は要らない |
鈴木光司 |
173p |
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PHPからの主張 福田政権のインテリジェンス戦略 |
金子将史 |
124p |
ニッポン新潮流〈スポーツ〉 サッカー界トップの老害 |
二宮清純 |
120p |
ニッポン新潮流〈生活社会〉 古紙偽装というバカ話 |
山形浩生 |
122p |
この著者に会いたい 『日本の行く道』 |
橋本 治/聞き手:仲俣暁生 |
195p |
ワンポイント書評 |
|
204p |
企業家の一冊 司馬遼太郎著『坂の上の雲』 |
新美春之 |
202p |
ベストセラーと現代 細野祐二著『公認会計士vs特捜検察』 |
川井龍介 |
200p |
思い出の人、思い出の時〈第3回〉 学習院 |
寛仁親王/聞き手:工藤美代子 |
220p |
大宰相・原敬〈第15回〉 海内周遊 |
福田和也 |
228p |
松下政経塾同宿記〈第8回〉 恵まれない育ちから政治へ |
上坂冬子 |
238p |
ボイス往来 |
|
254p |
私日記〈第99回〉 それも静かな時の音 |
曽野綾子 |
246p |
巻末御免(279) 歴史意識の自然発酵 |
谷沢永一 |
258p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。