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Voice 2009年7月号
今月号の読みどころ
今月号では、日本経済の基軸を担う製造業がⅤ字回復へ向かうシナリオを描く。大前研一氏は、底を打って反転する日米経済が、さらなる上昇気流に乗る道筋を読み解く。また、長谷川慶太郎氏は日下公人氏との対談で、日本企業の未来競争力は“重厚長大製品”にこそあると喝破。一方、トヨタについて片山修氏が、販売台数減でも利益を出す体質改善、徹底的な「原価低減」を進める様を描く。さらに財部誠一氏は、グリーン・ニューディール時代の主役となるべくパナソニックが、“創電・蓄電”製品に力を集中させる戦略を分析。ものづくりの次代がわかる最新情報、満載の号!
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今月号の目次
TOKYOファッション〈19〉 東京オリンピック |
川島蓉子 |
11p |
和の美を愉しむ〈7〉 「竹石図」山本梅逸 |
文:田中大 |
17p |
メガロポリス新名所〈7〉 豊洲 |
増田悦佐 |
19p |
日本の事件簿〈19〉 役人の浅知恵 |
高山正之 |
24p |
巻頭の言葉 市場否定で貧困は固定化する |
伊藤元重 |
29p |
時代を拓く力 サブリミナルに惑わされる脳 |
下條信輔/取材・構成:最相葉月 |
32p |
特集:製造業・復活の底力!
上昇気流に乗る日本経済 |
大前研一 |
42p |
“メーカー株”大反転のシナリオ |
澤上篤人 |
78p |
トヨタ 驚異の「原価低減」戦略 |
片山修 |
62p |
パナソニック 環境産業革命の覇者へ |
財部誠一 |
70p |
インド車とは闘うな |
遠藤功 |
84p |
赤字事業を整理する方法 |
冨山和彦 |
94p |
重厚長大は日本の独壇場 |
長谷川慶太郎〈対談〉日下公人 |
52p |
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「公益資本主義」を日本から 幸福を創る経営 |
原丈人/中垣喜彦/アブドゥール・チョウドリー |
160p |
環境問題を解決した21世紀型都市を創る 世界が驚く東京オリンピック |
安藤忠雄 |
130p |
特集Ⅱ:「鳩山由紀夫」の突破力
霞が関を「ぶっ潰す」覚悟 |
渡辺喜美〈対談〉屋山太郎 |
102p |
民主“圧勝”で日本は救われる |
高橋利行 |
118p |
小沢辞任・絶好のタイミング |
上杉隆 |
112p |
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実績ある地域指導者が日本を甦らせる ルポ 改革派「首長連合」の決起 |
櫻井よしこ |
152p |
創業の極意〈4〉 感性を知る会社・カプコン |
堺屋太一 |
214p |
「数値目標ありき」の実現不能な対策を排す ポスト京都議定書と日本の国益 |
畑伸夫 |
170p |
新連載:大アジア主義者の夢と蹉跌〈第1回〉 アメリカ帝国の破綻 |
田原総一朗 |
176p |
犬の殺処分率を激減させた熊本市の取り組み ペット29万頭の命を守れ! |
竹内薫 |
208p |
話題のテーマに賛否両論! 新型インフルエンザ対策 |
中原英臣/藤代裕之 |
144p |
現代女性が求める“本物の男”とは? 歴女は日本の凄みを知っている |
さかもと未明 |
136p |
経済問題・常識の非常識⑥ 教壇廃止が社員を弱くする |
上野泰也 |
232p |
高井戸の蛙、世相を覗く⑦ 日本人技術者のゴッドハンド |
江上剛 |
230p |
アルピニストの眼⑦ 少女を変えた富士山登頂 |
野口健 |
236p |
PHP総合研究所からの主張 名古屋市長・河村たかしの挑戦 |
荒田英知 |
226p |
ニッポン新潮流〈スポーツ〉 松坂大輔はエースか? |
二宮清純 |
124p |
ニッポン新潮流〈経済産業〉 インフルエンザと経済学 |
若田部昌澄 |
128p |
ニッポン新潮流〈生活社会〉 グーグル検索の次の技術 |
山形浩生 |
126p |
この著者に会いたい 柴田元幸ハイブ・リット |
柴田元幸/聞き手:仲俣暁生 |
197p |
ワンポイント書評 |
204p |
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おじさんのための名作講座 戦後派作家の生命力 |
堀井憲一郎 |
202p |
大宰相・原敬〈第31回〉 第一回帝国議会 |
福田和也 |
240p |
ボイス往来 |
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256p |
私日記〈第115回〉 また行くという病気 |
曽野綾子 |
248p |
巻末御免(295) 道義的責任 |
谷沢永一 |
260p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。