雑誌
Voice 2009年9月号
今月号の読みどころ
8月30日、日本の歴史は変わるか。鳩山由紀夫・民主党代表は、党人派の首領だった祖父・一郎元総理から学んだ政治信条を吐露する。さらに、官僚と闘って“強靭な日本”を取り戻すための政権構想を、仔細に述べる。特集は“アジア10大危機!「60年の平和」が壊れる日”。経済危機の混乱に紛れ、東アジアで密かに進む歴史的大変動。金正雲政権が生み出す大量難民、核保有国・北朝鮮のミサイル攻撃、中国による超軍拡(空母・ミサイル増大とスパイ強化)、そして、すでにカラッポの在日米軍……。これから急浮上する深刻な脅威を、10人のプロが詳しく読み解く。
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今月号の目次
TOKYOファッション〈21〉 CLASKA |
川島蓉子 |
11p |
和の美を愉しむ〈9〉 「虫売り」伊藤小坡 |
文:田中大 |
17p |
メガロポリス新名所〈9〉 下北沢 |
増田悦佐 |
19p |
日本の事件簿〈21〉 恥を忘れたヤクザ |
高山正之 |
24p |
「電気」は何処へ〈13〉 建物の管理ドクター |
二見喜章 |
26p |
巻頭の言葉 グリーン革命の楽観論 |
伊藤元重 |
29p |
時代を拓く力 子供心を掴むウィンナー教室 |
木村修 |
32p |
特別寄稿・私の政治哲学 祖父・一郎に学んだ「友愛」という戦いの旗印 |
鳩山由紀夫 |
132p |
特集:アジア10大危機!「60年の平和」が壊れる日
核武装なくして日本は滅ぶ |
伊藤貫 |
84p |
急浮上!日本を襲う脅威 |
42p |
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①金正雲政権が生む大量難民 |
李英和 |
44p |
②「ノドン」は東京に届くか |
兵頭二十八 |
48p |
③現実味を増す「米中同盟」 |
富坂聰 |
52p |
④もはやカラッポの在日米軍 |
日高義樹 |
56p |
⑤中国は米海軍を追い出す! |
潮匡人 |
60p |
⑥親日「台湾」いよいよ危うし |
宮崎正弘 |
64p |
⑦韓国“歴代最弱”政権の末路 |
呉善花 |
68p |
⑧イラン核開発は阻止できない |
青山繁晴 |
72p |
⑨日本を餌食にする中国スパイ |
小谷賢 |
76p |
⑩自衛官が外地で「戦死」したら? |
金子将史 |
80p |
民主党に失望するアメリカ |
古森義久 |
94p |
特集Ⅱ:民主党は官僚と闘えるか
郵政見直しが招く大損害 |
竹中平蔵 |
100p |
地方分権改革への覚悟を問う |
岸博幸 |
116p |
役人が噂する“政権自滅” |
長谷川幸洋 |
108p |
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中国経済・偽りのV字回復 緻密なデータ分析から読み解くバブルの終焉 |
三橋貴明 |
152p |
日銀は産業界を苦しめている 英・米・欧州に匹敵する大胆な金融緩和策を |
浜田宏一 |
207p |
民営化で甦った道路公団 西日本高速道路は「技術」を武器に世界市場に挑む |
石田孝 |
170p |
グーグル情報革命の崩壊 もはや広告収入に頼った無料モデルは成立しない |
山本一郎 |
214p |
日本文明の進化力 脱石油社会を先駆ける叡智 |
養老孟司〈対談〉竹村真一 |
160p |
創業の極意〈6〉 ドトール「幸福提供業」の使命 |
堺屋太一 |
176p |
話題のテーマに賛否両論! ケータイ持ち込み禁止 |
和田秀樹/荻上チキ |
222p |
農業は強い産業になる コスト競争力でも中国に勝つこれだけの証拠 |
丹羽宇一郎〈対談〉伊藤元重 |
142p |
経済問題・常識の非常識⑧ ここまで深刻「食のデフレ」 |
上野泰也 |
232p |
高井戸の蛙、世相を覗く⑨ 中国の大気汚染を買う日本 |
江上剛 |
230p |
アルピニストの眼⑨ 「殺された」戦死者の思い |
野口健 |
236p |
ニッポン新潮流〈スポーツ〉 若き野村克也の理想像 |
二宮清純 |
122p |
ニッポン新潮流〈経済産業〉 マニフェストでは不十分 |
若田部昌澄 |
128p |
ニッポン新潮流〈生活社会〉 反対者こそ裁判員になれ |
山形浩生 |
124p |
ニッポン新潮流〈国内政治〉 国民を無視した解散会見 |
上杉隆 |
130p |
ニッポン新潮流〈科学技術〉 DNA鑑定は不完全 |
竹内薫 |
126p |
この著者に会いたい 『水曜日の神さま』 |
角田光代/聞き手:仲俣暁生 |
198p |
ワンポイント書評 |
205p |
|
おじさんのための名作講座 青春小説家は夏の空の白い雲 |
堀井憲一郎 |
203p |
大宰相・原敬〈第33回〉 大選挙干渉 |
福田和也 |
240p |
ボイス往来 |
|
256p |
私日記〈第117回〉 長官の名刺 |
曽野綾子 |
248p |
巻末御免(297) 環境問題の欺瞞 |
谷沢永一 |
260p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。