Voice
発売日
2009年8月10日
税込価格
713円
(本体価格648円)
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Voice 2009年9月号

今月号の読みどころ

8月30日、日本の歴史は変わるか。鳩山由紀夫・民主党代表は、党人派の首領だった祖父・一郎元総理から学んだ政治信条を吐露する。さらに、官僚と闘って“強靭な日本”を取り戻すための政権構想を、仔細に述べる。特集は“アジア10大危機!「60年の平和」が壊れる日”。経済危機の混乱に紛れ、東アジアで密かに進む歴史的大変動。金正雲政権が生み出す大量難民、核保有国・北朝鮮のミサイル攻撃、中国による超軍拡(空母・ミサイル増大とスパイ強化)、そして、すでにカラッポの在日米軍……。これから急浮上する深刻な脅威を、10人のプロが詳しく読み解く。
公式サイト

今月号の目次

TOKYOファッション〈21〉
CLASKA
川島蓉子
11p
和の美を愉しむ〈9〉
「虫売り」伊藤小坡
文:田中大
17p
メガロポリス新名所〈9〉
下北沢
増田悦佐
19p
日本の事件簿〈21〉
恥を忘れたヤクザ
高山正之
24p
「電気」は何処へ〈13〉
建物の管理ドクター
二見喜章
26p
巻頭の言葉
グリーン革命の楽観論
伊藤元重
29p
時代を拓く力
子供心を掴むウィンナー教室
木村修
32p
特別寄稿・私の政治哲学
祖父・一郎に学んだ「友愛」という戦いの旗印
鳩山由紀夫
132p
特集:アジア10大危機!「60年の平和」が壊れる日
核武装なくして日本は滅ぶ
伊藤貫
84p
急浮上!日本を襲う脅威

42p
①金正雲政権が生む大量難民
李英和
44p
②「ノドン」は東京に届くか
兵頭二十八
48p
③現実味を増す「米中同盟」
富坂聰
52p
④もはやカラッポの在日米軍
日高義樹
56p
⑤中国は米海軍を追い出す!
潮匡人
60p
⑥親日「台湾」いよいよ危うし
宮崎正弘
64p
⑦韓国“歴代最弱”政権の末路
呉善花
68p
⑧イラン核開発は阻止できない
青山繁晴
72p
⑨日本を餌食にする中国スパイ
小谷賢
76p
⑩自衛官が外地で「戦死」したら?
金子将史
80p
民主党に失望するアメリカ
古森義久
94p
特集Ⅱ:民主党は官僚と闘えるか
郵政見直しが招く大損害
竹中平蔵
100p
地方分権改革への覚悟を問う
岸博幸
116p
役人が噂する“政権自滅”
長谷川幸洋
108p



中国経済・偽りのV字回復
緻密なデータ分析から読み解くバブルの終焉
三橋貴明
152p
日銀は産業界を苦しめている
英・米・欧州に匹敵する大胆な金融緩和策を
浜田宏一
207p
民営化で甦った道路公団
西日本高速道路は「技術」を武器に世界市場に挑む
石田孝
170p
グーグル情報革命の崩壊
もはや広告収入に頼った無料モデルは成立しない
山本一郎
214p
日本文明の進化力
脱石油社会を先駆ける叡智
養老孟司〈対談〉竹村真一
160p
創業の極意〈6〉
ドトール「幸福提供業」の使命
堺屋太一
176p
話題のテーマに賛否両論!
ケータイ持ち込み禁止
和田秀樹/荻上チキ
222p
農業は強い産業になる
コスト競争力でも中国に勝つこれだけの証拠
丹羽宇一郎〈対談〉伊藤元重
142p
経済問題・常識の非常識⑧
ここまで深刻「食のデフレ」
上野泰也
232p
高井戸の蛙、世相を覗く⑨
中国の大気汚染を買う日本
江上剛
230p
アルピニストの眼⑨
「殺された」戦死者の思い
野口健
236p
ニッポン新潮流〈スポーツ〉
若き野村克也の理想像
二宮清純
122p
ニッポン新潮流〈経済産業〉
マニフェストでは不十分
若田部昌澄
128p
ニッポン新潮流〈生活社会〉
反対者こそ裁判員になれ
山形浩生
124p
ニッポン新潮流〈国内政治〉
国民を無視した解散会見
上杉隆
130p
ニッポン新潮流〈科学技術〉
DNA鑑定は不完全
竹内薫
126p
この著者に会いたい
『水曜日の神さま』
角田光代/聞き手:仲俣暁生
198p
ワンポイント書評

205p
おじさんのための名作講座
青春小説家は夏の空の白い雲
堀井憲一郎
203p
大宰相・原敬〈第33回〉
大選挙干渉
福田和也
240p
ボイス往来
  
256p
私日記〈第117回〉
長官の名刺
曽野綾子
248p
巻末御免(297)
環境問題の欺瞞
谷沢永一
260p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。