雑誌
Voice 2011年10月号
今月号の読みどころ
今月号の総力特集は「軋む中国」。7月の高速鉄道事故しかり、ここにきて、リーマン・ショック後の世界経済を牽引してきた中国経済に、さまざまな矛盾や翳りが出てきた。はたして中国は、悪性インフレの発生や不動産バブルの崩壊を阻止できるのか。日本企業がいま考えるべきことも議論しました。もう1本の特集は、世界同時株安や超円高を背景にした「世界経済、激変の先を読む」。さらには、日本をどんな国にしたいのか、野田総理が自身の政治哲学を特別寄稿。今月も、エキサイティングな知的議論をご堪能ください。
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今月号の目次
【特別企画】新政権誕生!
わが政治哲学 「この日本に生まれてよかった」と思える国をいかにつくるか |
野田佳彦 |
44p |
【総力特集】軋む中国
バブル経済のソフト・ランディングはありえない |
ジム・ロジャーズ |
66p |
愛国心なき官僚たちの驕り |
石 平/福島香織 |
74p |
高速鉄道事故の“敗者”は誰か? |
清水美和 |
84p |
「国進民退」が加速する中国経済 |
柯 隆 |
92p |
ASEANに視点を移す日本企業 |
財部誠一 |
100p |
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特別企画「新政権誕生!」 挙党体制など打ち棄てよ |
石破 茂/田原総一朗 |
54p |
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【特集】世界経済、激変の先を読む
中央銀行は通貨価値を守れるか |
岩井克人/小幡 績 |
122p |
ウォール街vs.ティーパーティーの死闘 |
日高義樹 |
134p |
ドイツがユーロを破壊する日 |
岩本沙弓 |
143p |
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節電社会にこそ電気自動車を |
清水 浩 |
164p |
霞が関を簡単に制御する法 |
古賀茂明/高橋洋一/飯田泰之 |
152p |
時代を拓くコンセプト 過去の栄光の食いつぶしではホンダに未来はない |
伊東孝紳/聞き手:片山 修 |
26p |
この著者に会いたい! 「共感を喚起する力は、素晴らしくも危なくもある」 |
想田和弘/聞き手:仲俣暁生 |
108p |
彦にゃんの憂国ついーと〈10〉 通貨危機 |
島田雅彦 |
36p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈生活社会〉 英国の暴動と民主主義の限界 |
山形浩生 |
40p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈科学医療〉 災害支援ナースに社会的地位を |
最相葉月 |
42p |
世の流行にひとこと言わせて!〈19〉 自衛隊は子供たちのヒーロー |
さかもと未明 |
114p |
高井戸の蛙、世相を覗く〈33〉 「三猿状態」の官僚たち |
江上 剛 |
118p |
海堂尊、医療最前線をゆく〈6〉 医療裁判 |
海堂 尊 |
192p |
巻頭の言葉〈10〉 弱いからこそ開かれた競争を |
冨山和彦 |
23p |
ジャーナリスト休業宣言〈2〉 記者クラブの正体 |
上杉 隆 |
173p |
新・日本建国論〈終〉 中国から守り抜いた独立と自尊 |
竹田恒泰 |
226p |
新・原子力戦争〈4〉 経産省幹部の激白 |
田原総一朗 |
214p |
仲代達矢が語る「昭和映画史」〈2〉 『人間の條件』と小林正樹監督 |
春日太一 |
204p |
大宰相・原敬〈第58回〉 シーメンス事件 |
福田和也 |
238p |
私日記〈第142回〉 蛇籠と牛枠 |
曽野綾子 |
246p |
平成始末〈第22回〉 対魂関係 |
山折哲雄 |
254p |
クールジャパン・次代の旗手〈22〉 [金森 穣] |
川島蓉子 |
7p |
語り継ぎたい「モノがたり」〈10〉 デジタルカメラ |
村上陽一 |
12p |
「凛たる女性」の肖像〈10〉 浅井未来 |
撮影/遠藤 宏 |
17p |
Killerフレーズ 時代を斬る!論点 |
1p |
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Voiceシネマ 編集者の映画三昧 |
198p |
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Voiceステージ 編集者の観劇メモ |
199p |
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Voiceブックス 編集者の読書日記 |
200p |
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Voiceレター 読者の感想&意見 |
202p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。