雑誌
Voice 2011年11月号
今月号の読みどころ
今月の総力特集は、「野田外交の試練」。普天間基地の移設問題から尖閣沖の漁船衝突事件まで、政権交代以降、迷走を続けた民主党外交――。先進国の退潮、新興国の勃興という新しいパラダイムのなかで、はたして野田首相は日本を守り抜き、世界に再び存在感を示すことができるのでしょうか。国内外の専門家が、多角的に議論しました。そして、もう1本の特集は、「松下政経塾の真価」。さらには、独VWとの提携問題で世間を賑わす、スズキ会長兼社長の鈴木修氏の独占インタビューも掲載。今月号も、ご堪能ください。
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今月号の目次
【総力特集】 野田外交の試練
わが外交経験からの忠告 |
安倍晋三/岡崎久彦 |
42p |
日米の絆で中国を制御せよ |
ジョセフ・ナイ |
64p |
沖縄基地の県外移設はありえない |
ケビン・メア |
72p |
歪む中東と南アジアから目を離すな |
菅原 出 |
80p |
市民の党献金問題は「国家反逆罪」 |
古屋圭司 |
87p |
国境死守!現場からの提言 |
佐藤正久/一色正春 |
94p |
「挙党一致政権」で国滅ぶ |
中西輝政 |
52p |
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【特集】 松下政経塾の真価
松下幸之助は何を憂えたか |
牛尾治朗 |
114p |
師をもたずして師となれ! |
古山和宏/逢沢一郎/山田 宏 |
121p |
保守再生のため、己を無にせよ |
櫻井よしこ |
137p |
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与那国から台湾へ、「感謝を届ける」リレー泳断 黒潮を越えた日台友情の絆 |
門田隆将 |
166p |
東日本大震災を機に“自分の居場所”を見つけた三十代の肖像 「ロスジェネ世代」の仕事観、3・11の衝撃 |
齋藤麻紀子 |
173p |
“政治の貧困”が被災者をいまも苦しめている 大震災、国家主催で「追悼と鎮魂」を |
玄侑宗久/養老孟司 |
154p |
「自主独立」を守り抜く経営 |
鈴木 修/篠原文也 |
144p |
時代を拓くコンセプト 「計算ずくで撮ったものが、はたして『映画』といえるのか」 |
三池崇史/聞き手:五十川晶子 |
22p |
この著者に会いたい! 「『書いた』というより『育てた』という感じの小説です」 |
金原ひとみ/聞き手:仲俣暁生 |
104p |
彦にゃんの憂国ついーと〈11〉 増税は敗北への序章 |
島田雅彦 |
32p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈生活社会〉 原発の未来に可能性を残せ |
山形浩生 |
36p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈科学医療〉 「震災障害者」の実態調査を |
最相葉月 |
38p |
高井戸の蛙、世相を覗く〈34〉 「凡人総理」の成すべきこと |
江上 剛 |
110p |
世の流行にひとこと言わせて!〈20〉 熟年世代で婚活ブーム |
さかもと未明 |
194p |
海堂尊、医療最前線をゆく〈7〉 重粒子線がん治療 |
海堂 尊 |
188p |
巻頭の言葉〈11〉 「ジャパナイゼーション」を打ち破れ |
冨山和彦 |
19p |
ジャーナリスト休業宣言〈3〉 「ニューメディア」の台頭 |
上杉 隆 |
204p |
仲代達矢が語る「昭和映画史」〈3〉 チャンバラの極意 |
春日太一 |
214p |
新・原子力戦争〈5〉 新エネでどこまでできるか |
田原総一朗 |
224p |
大宰相・原敬〈第59回〉 政友会総裁 |
福田和也 |
234p |
私日記〈第143回〉 はやぶさの死 |
曽野綾子 |
242p |
平成始末〈第23回〉 予想することのできない学問 |
山折哲雄 |
250p |
クールジャパン・次代の旗手〈23〉 [畠山直哉] |
川島蓉子 |
7p |
語り継ぎたい「モノがたり」〈11〉 コート |
村上陽一 |
10p |
「凛たる女性」の肖像〈11〉 クリスティン・エドマン |
撮影/遠藤 宏 |
13p |
Killerフレーズ 時代を斬る!論点 |
1p |
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Voiceシネマ 編集者の映画三昧 |
198p |
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Voiceステージ 編集者の観劇メモ |
199p |
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Voiceブックス 編集者の読書日記 |
200p |
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Voiceレター 読者の感想&意見 |
202p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。